日本人の起源(縄文・弥生・大和)
199988 天皇騎馬民族説の進化@ 朝鮮半島において、騎馬民族と韓人が混交して加羅を形成
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 09/02/18 AM07 【印刷用へ
北方民族である扶余系が、倭人系の韓人と朝鮮半島において混交を繰り返し王朝(金官伽耶(加羅))を形成。その加羅勢力が高句麗の圧迫に伴い、日本へ渡来・・・
江上波夫氏の騎馬民族説を補強する発掘調査も出て、韓国の学者(申教授)も同様の説を述べている。

天皇騎馬民族説の進化(1) リンク 半月城通信さんより
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歴史学界に一大センセーションを引きおこした江上氏の天皇騎馬民族説で
すが、これにたいして半世紀にわたりさまざまな批判がなされました。しかし、江上氏はそれにひるむどころか自説をどんどん強化し、ついに1991年「騎馬民族説は実証された」といいきるまでになりました。

江上氏がそうまで断言するようになった背景には、韓国の古代国家である
金官伽耶(加羅)の驚くような発掘成果がありました。それまでの江上説では騎馬民族が日本へ渡来するにあたり、実証されるべき朝鮮半島南部における足跡が不明だったのですが、それが金海市の大成洞古墳の発掘により明確になり、江上説の大きなミッシングリンクがひとつ埋められたからでした。
こうも重要な意義を持つ大成洞古墳ですが、その特徴は申氏によれば下記
のとおりです。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
三世紀末、金海に突然、北方遊牧・騎馬民族的な文化が出現する。たとえば、騎馬用甲冑・くつわといった馬具類、長身の鉄鉾、陶質土器、人や馬の殉葬、折り曲げた武器の副葬など、典型的な騎馬文化遺品が大成洞古墳から出土した。

突然の変化はそれだけに止まらず、それまでの墳墓(木棺墓)を破壊して新しい様式の木槨墓に変った。こうした変化はこの地域に騎馬民族、おそらく扶余族が押し寄せ、支配者が交代したのではないかと思われる。
その結果、国名が狗邪韓国(弁辰)から金官加耶(または単に加耶)に変わったのではないだろうか。

そこに埋葬された金官加羅の王族と想定される人々が、土着の韓人ではなく、『三国志・魏書』「東夷伝」に、外界から移動してきた「流移の人」といわれた辰王家に、まさに該当するものであることを示唆しよう。

しかし、彼らは決して土着民から離れ、孤立した支配者ではなかった。その反対に、つねに土着の王侯の豪族と婚姻し、合作し、その推戴をうけて王家を保った人々であった。その点も、彼らは、「流移の人であるから自ら立って王となることはできなかった。韓人の豪族から推戴されて、その王位を継続することができた」という東夷伝の語るとおりであったろう。
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(引用以上)

この加羅の支配者集団は、同じ申教授の言で
>ところが、五世紀になり高句麗の圧力が強まると、奇妙なことにこの金
官加耶から支配集団が突然いなくなってしまった。彼らはどこへ行ったのか?倭へ行ったのか?(半月城通信さんより)





 
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