西洋医療と東洋医療
199350 『快癒力』篠原佳年著(1) 〜医者が病気になるのはなんで〜
 
復讐の叫び 09/02/09 PM05 【印刷用へ
職場内において健康不安を口にする人が多い。私も、健康に気使う方だが、気を使えば使うほどストレスが溜まる。そんな経験は多くの方に多いのではないかと思う。『病は気から』とは昔から言われているがその意味をきちんとわかっている人は少ないように思う。

そんな方の思いに応えてくれる図書『快癒力』篠原佳年著があります。その本を紹介しているサイトより引用します。
2012年の黙示録 『快癒力』リンク

以下引用します。

■医者が病気になりやすいのはなぜか

 医者が病気になりやすく、平均寿命も短いことをご存じですか。医者は病気治しのプロであり、病気の原因も治療法も熟知しています。その専門家が病気にかかりやすいのは、おかしいと思われるかもしれませんが、現実に医師は自分の健康や長寿のためには最悪の環境にあるといっていいのです。

 たとえばガンの専門医は、毎日毎日ガン患者と対面しています。ガンへの恐怖のイメージが医師の心の奥底に深く入り込んでガンになってしまうことが多いのです。波動の理論でいうと、ガンの波動とシンクロ=同調してしまうのかもしれません。

 ある年齢になって「そろそろ成人病に気をつけなければ‥‥」と思うのもよしあしです。健康のために運動をして、食事に気をつけるのはよいことですが、「成人病、成人病」と意識しすぎることは、かえって心のなかに病気の種を植えつけるようなものだからです。

 私がこれまで多くの患者さんに接して思うことは、病気になりにくい人は「病気を意識していない人」なのです。病気のことなんか、まるで眼中にない人は、めったなことでは病気になりません。

 ストレスから胃潰瘍になることはよく知られていますが、胃潰瘍にかぎらずあらゆる病気の原因は、自分自身がつくり出している側面があります。病気になりやすい人と、そうでない人との差は、持って生まれた体質とか運もありますが、最大の原因はその人の考え方にあるといっても過言ではありません。

■重かった背中の荷物をどう軽くしたか

 世の中には重い病気の家族を抱えて困っている人もいます。また自分が病気になって家族に迷惑をかけていると、心苦しく思っている人もいることでしょう。どちらも病気治癒によい心理状態ではありません。そこで参考までに私自身のことを述べてみたいと思います。
 
 私の子供は先天的な病気で言葉をしゃべることができません。そのような子を授かったことで、妻は悩み続けて心の病気になりました。そのうえ、母は私が開業した頃、すでに肝臓ガンに侵されていました。父は医者でしたが、脳出血による半身不随で、自分でトイレにも行けない体でした。

 ふつうはこれだけ病人を抱えると、そのストレスは相当なもので、私自身も病気になって不思議ではないと思います。ところが何の因果か、私は健康そのものでピンピンしています。なぜ私が健康でいられたのか。一時期は私も悩み苦しみましたが、あるとき子供時代に読んだ一冊の本を思い出したのです。その本にはこう書かれていました。

 「神様はその人の背中に背負えるだけの荷物を背負わせてくださる。ただ、その人の背中の大きさに見合ったぶんだけしか背負わせてくださらない」

 それを読んだとき、子供の私は神様にこうお願いしたのです。

 「神様、僕は困った人や病気の人の荷物を背負ってあげたいのです。たくさんの荷物を背負える大きな背中をください」

 そのことをフッと思い出した瞬間、私は納得したのです。わざわざ病気の素質のある嫁さんを探して、病気の子供を選んで、親も病気になって、仕事も難病の患者さんばかりを相手にして‥‥そうか! と思ったら、それまでずっしりと重かった背中が急に軽くなりました。

 よくよく見てみると、子供も妻も私ほど悩んではいないのです。子供は私に会うとニコッと笑います。その子を見て妻も嬉しそうにしています。

 父はよくつまづきますが、いっこうに悩んでいなかった。母が死んで、面倒を見る人がいなくなって施設に預かってもらったのですが、母親が死んでからは生きることに興味を失いました。それでも父としての威厳は失わず、人に「どうこうしてくれ」とは一言も言わず、一人で死んでいきました。

 その1年ほど前に、母は病院で私と弟にみとられて亡くなりました。直前までガンの告知をしなかったこともありますが、母が自分の病気で取り乱した姿を見せたことはありませんでした。

 みんな自分の生を一生懸命に生き、死ぬ時期がきた者は死んでいきました。人間は生まれた瞬間から死を約束されている存在なのだから、自分らしく生きればいい、自分が思った通りに精いっぱいわくわくすることで生きればいのではないか――そう思いました。

 そうしたら不思議なことが起こりました。自分のことで悩んでいたときはドリンク剤を飲まないと元気にならないし、それでも疲労から気の萎えることがしばしばだったのに、どこからかエネルギーが生まれてきて、私は疲れを知らず、何をやっても楽しいという人間に生まれ変わっていたのです。

以上、(2)に続く。
 
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