経済破局は来るのか?
199340 日本経済の垂直落下状況〜週間東洋経済より
 
新川啓一 ( 40代後半 神奈川 建築家 ) 09/02/09 PM00 【印刷用へ
「週間東洋経済 2月14日号」に、「世界経済危機」という特集が組まれています。
その中で、現在の日本経済の状況を生々しく伝えている記事がありましたので、概要を報告します。

○1月30日に発表された鉱工業生産指数は前年同月比20.6%の減。あらゆる工業製品が大幅生産縮小に。
・液晶パネルのバックライトは同59.1%減
・半導体製造装置は同51.6%減
・H型鋼は同42.5%減
・普通乗用車は同41.4%減
・印刷用紙は同31.3%減
※12月の鉱工業生産統計では、全450品目中310品目が2ケタ減となっている。

○本来は生産変動の少ない製品でも減少が進展している。
・シャープペンシル 16.5%減
・合成洗剤 13.8%減
・洗顔クリーム類 13.1%減

○輸出急減は一向に歯止めがかからず、むしろ下落幅は拡大。
・中国向けの失速も顕著となり、12月の輸出は前年同月比35%減

○企業業績は全滅状態   今期決算予想 ( )内日付は発表・報道日
・日立製作所:最終赤字7,000億円(1月30日)
・トヨタ自動車:営業赤字4,000億円(1月30日)
・東芝:営業赤字2,800億円(1月29日)
・ソニー:営業赤字2,600億円(1月22日)
・パナソニック:最終赤字1,000億円(1月30日)
・日産自動車:営業赤字1,000億円(1月26日)
・エルピーダメモリ:営業赤字800億円(1月26日)
・NECエレクトロニクス:営業赤字550億円(1月29日)
・NEC:営業赤字300億円(1月30日)
・三井金属:営業赤字270億円(1月20日)
・TDK:営業赤字260億円(1月8日)
・富士通:最終赤字200億円(1月30日)

・各社とも数千人〜2万人の人員削減へ
・非正規雇用から正社員に雇用問題は移りつつある。
 
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