日本を守るのに、右も左もない
198730 「答えらしきもの」でも発信する価値は十分ある
 
山田翔吾 ( 20 千葉 学生 ) 09/01/31 PM10 【印刷用へ
新しい欠乏は、外圧の変化が起こり、旧い機能で対処しきれなくなった時に顕在化する。そして欠乏に対する答え(=可能性)が与えられた時、顕在化のスピードは一気に高まる。

つまり、圧力の変化に対応した答えを示すことが、欠乏を顕在化させるために重要な要素であるといえる。

ここで現在の社会に目を向けてみる。社会の圧力が私権圧力から同類圧力へと変化したことで、新しい欠乏=認識欠乏が顕在化してきており、そのスピードは、年々高まっている。
また、最近は人々のブログ収束も顕著になっている。私の大学ではレポートの参考資料はブログだけで十分だという人もいるほどだ。つまりブログで示されている答えが、認識欠乏の顕在化に大きな影響を与えているといえる。

しかしブログで書かれている記事は、その情報の信頼性、論理の整合性などに不安があるものが多く、しっかりした答えになっているものはほとんど見られない。それにも関わらず大きな影響を与えているのはなぜだろうか?

その理由は、欠乏と答えの関係を構造化すると明らかになる。
答えが与えられると欠乏が顕在化するのは、可能性が与えられるため活力が生まれるためである。つまり、欠乏が活力に、外圧が内圧になるため、欠乏が肯定的に捉えられるからである。
ここで重要なのは、答えはあくまで可能性であり、正解である必要はない、ということである。「答えらしきもの」さえあれば、欠乏を活力に変え、顕在化させるためには十分だといえる。そのためブログで掲示している答えらしきものが、欠乏の顕在化、活力への変換に大きく影響していると考えられる。

つまり、答えはしっかり答えである必要はない。答えらしきものであれば、それは発信する価値があるということだ。

そのため気付きや答えらしきものを見つけたら、どんどん発信すればいい。
そうすることで認識欠乏がますます顕在化し、認識形成の場の実現に近づいていけると考えられる。
 
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