心の本体=共認機能の形成過程
19754 共認回路と脳の発達
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 02/01/02 AM03 【印刷用へ
問題はこの共認回路が、どのような形で脳回路を発達させたかである。この点では2つの解釈が成立する。

@同類闘争(僅かの判断力の差異を巡っての無限の闘い)が各神経回路と統合回路を発達させた。そのために記憶回路の発達も進んだのであり、その結果、統合回路が複雑化したことによる。

A共認回路そのものは麻薬物質を使って統合回路の位置を占めたために、各回路の加速装置としても機能するようになった。その結果探索回路や絞込み回路もより発達した。

私は
脳の発達が、主要に
 状況をキャッチする力の発達
⇒そのための体験記憶回路と思い出し回路の発達
→外部情報(集団内の交信含む)更にはその中にある充足可能性のキャッチ能力の向上。
という形で発達したことを考えると

 共認機能⇒麻薬物質=加速装置→統合回路の発達
  ↓↑               ↑
 同類闘争⇒外部(交信)情報・体験記憶回路の多彩化

 という関係ではないかと考えている。

だとすれば共認機能は確かに大脳を発達させたが、サル・人類においては同類闘争を始めとする本能を越えた課題がない限り、脳回路は(十全に使われず)衰弱していくことを暗に示していると思う。つまり同類闘争(等の課題)が無ければ、単なる無限の快感充足を貪るだけという、危険状態(異常状態)に陥るということである。上段の関係だけなら、共認回路は既に快・不快の価値判断機能を持ち合わせているので、統合回路が発達する必要がない。  
 
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