環境破壊
197322 日本には、「市場縮小⇒環境保全」を実現する基盤がある
 
おおさかじょん ( 20代♂ 会社員 ) 09/01/15 AM03 【印刷用へ
>地球温暖化、水質汚染、大気汚染...様々な環境破壊が問題になった背景には、市場の拡大による大量生産、大量消費がある。

市場原理と、これを支えてきた近代思想は、集団内での規範や、社会的な共有財産などを徹底的に破壊し尽くしてきました。その結果として、環境破壊・精神破壊・肉体破壊が進行し、このままでは長期的に人類が生存することはできなくなるのが明らかです。

今後も人類が生き延びていくためには、「有限の資源を無駄なく使い、自然への負荷を減らしていくこと」が必須です。この「市場縮小⇒環境保全」を実現するためのヒントが、日本にあると思います。

国土の70%が山地であり、平地には湿地帯が多いという国土の特徴や、四季の変化・台風や地震などの自然災害が頻繁に起こる厳しい自然外圧の中で身に付けた勤勉性を備えており、また、もの作りや再利用の技術を発達させてきました。

大量の資源を浪費することなく、しっかりとした経済システムを保つのが可能であることを世界に先駆けて示すことができ、市場縮小後の、実体経済中心の世界を牽引するのは日本です。高い技術力と勤勉性を活かせば、不足する資源をカヴァーすることも十分可能だと思います。

米食とし莫大な飼料を必要とする肉食を止めれば、食糧自給は可能である。日本は水資源国でもあり、実は市場原理の呪縛さえなければ優れた農業国となりうる可能性を持っている。196415

日本は決して資源が少ない国ではないが、労働という資源を最大限活かし、再利用というシステムをまだ科学技術が低い時代に成立させていた。197074

また、日本は人口のピークを過ぎて減少に向かっており、百年後には7千万人程度まで減少すると予測されています。一般的には国力の衰退に繋がると思われていますが、消費エネルギーを低く抑えることができ、市場縮小を実現する上で、有利に働くはずです。

「高い協同性・集団性」という精神的な資質と、「高い技術力」「豊かな水資源」という、生産力の基盤を兼ね備えている日本には、世界的な実体経済への転換期における先駆者としての役割が期待されているのではないでしょうか。
 
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10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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