近代科学が環境破壊の出発点?
196607 『わら一本の革命』 B原点を忘れた日本の農政
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 09/01/06 AM08 【印刷用へ
元々日本は国民皆農に近い状態が続いていた。現在の農政はアメリカ型の大規模少数農家を理想としているようだが、それが答えとは確かに思えない。
『わら一本の革命』 福岡正信 より抜粋引用
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・原点を忘れた日本の農政
 それにまた、一般の考えでは、少数の人間で能率を上げて大量に作れば、それが農業の発達だと思っているから、終戦直後は人口の7、8割が農民だったのをですね、4,5割にし、さらに3割、2割にし、現在は、2割をわって、17%くらいですかね。さらに1割、10%以下に下げよ、欧米並みに4%まで下げよというのが、農林省の目的なんです。

 私は、実は国民皆農というのが理想だと思っている。全国民を百姓にする。日本の農地はねちょうど面積が一人当たり一反ずつあるんですよ。どの人にも一反ずつもたす。5人の家族であれば5反持てるわけです。昔の5反百姓復活です。5反までいかなくても、1反で、家建てて野菜作って米作れれば5〜6人の家族が食えるんです。自然農法で日曜日のレジャーとして農作して生活の基盤を作っておいて、そして後は好きなことをおやりなさい、というのが私の提案なんです。

 玄米や麦飯がいやという人には、日本で最も作りやすい裸麦で作った麦飯・パンもよいでしょう。これが最も楽に生き、国土を楽にする一番手近な方法だと思います。現在の農政というのは、それと全く反対なんです。数を減らして、少数の者に作らそう、アメリカ式にしようというのが、目標なんです。しかし、これは能率が上がったというのとは、ちがうんですよ。(P125)
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(引用以上)

国民皆農という原点をベースとして、減反を止めていけば日本の農業は必ず復活できる基盤があると思った。あとは農政という発想・やり方が非常に重要。
・・・ex家族単位に限らず、企業や自治体という集団単位を組み込み、税制などを補助手段として実現していくなど。
 
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