日本人の起源(縄文・弥生・大和)
195471 国家統合と神社の歴史1 祖先祭祀の中心が古墳から神社へ
 
小暮 勇午 ( 31 京都 路上人 ) 08/12/22 AM08 【印刷用へ
■神社が各地に立てられたのは、なぜか? 〜氏族の統合中心が古墳から神社へ〜

神社は古墳時代の後期〜末期にかけて発生し広まっていった。
それまで豪族(氏族)の統合中心は古墳であり、祖先祭祀が氏族を統合する要となっていた。古墳時代の終盤では、祖先祭祀の場=氏族の統合中心が、古墳から神社へと移っていった時代でもあった。

古墳を祖先祭祀の中心とする場合、巨大であるが故、その地域一体への影響力の強さと共に、(対立する)他氏族への牽制となっていた。
逆に神社は、勢力の誇示という側面は弱いものの、同じ神(祖先)を祀りながら、分かれ増やしていくことが可能となる。つまり、古墳から神社への転換は、一極的な支配・統合から、(神社)ネットワークによる支配・統合への転換を意味している。
各氏族は、神社ネットワークを利用した祖先祭祀を母体として、各地域への影響力を強めていくことになる。
 
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