日本人と縄文体質
194412 神社の起源
 
やっさん ( 路上人 ) 08/12/09 AM01 【印刷用へ
古代日本の社会構造を押さえていく上で、現在も形があり、古代史の痕跡を残している神社を研究することは極めて重要性が高い。

神社の起源、変遷を追求していくことで、古代日本の社会構造を徐々に明らかにしていきたいと考える。

■神社の起源
@昔は大木や巨岩、山など、特異な自然物に神が宿ると考えられていた。
 →【精霊信仰】(日本においては八百万の神と称される。)

A古代の人々はそうした自然物のある神聖な場所に臨時で仮設の祭場を設けて、祈祷や祭事を行っていた。

Bやがて、そこに神の住むところとして「やしろ」「みや」と呼ばれる常設の社殿が造られるようになったのが、今日まで続く神社の原形。
→もちろん、常設の社を建立するには、集団組織力が必要であり、社殿の起源は力のある豪族や氏族などが自分たちの氏神【守護神信仰】を祀るために造ったと考えられる。したがって、最も力のあった天皇の社として、(伊勢)神宮が最初期に社殿を整えたのは当然のことと言える。

Cその後、天皇をはじめ、力のある豪族らが自分たちの支配力を高めるため?に、各地で神社の社殿を整えていった。

●氏神(うじがみ)って何?
元々の氏神は、「氏」の神と書くように、その地域に住む豪族が祖神または守護神として祀っていた神のことを指す。
→神社は、豪族(恐らく侵略部族)にとって精神的支柱を担う役割として建立された。

その後、平安時代以降になり、血縁関係にある一族だけでなく、その氏族とともに生活を営んでいる者をも含めて「氏子(うじこ)」と称するようなった。現代の日本においては、同じ地域(集落)に住む人々が共同で祀る神道の神のことを指し、同じ氏神の周辺に住み、その神を信仰する者同士のことを氏子と呼ぶ。

●力のある豪族や氏族とは?
古代の朝廷において祭祀を端等してきた豪族や氏族らがいた。
(代表的な氏族は、『葛城氏』『中臣氏』『忌部氏』『物部氏』『大伴氏』『蘇我氏』など)
→恐らく、それらの豪族のほとんどが朝鮮からの渡来人(侵略部族)と考えられる。

■今後の追求課題
・神社の系統(稲荷、八幡など)と豪族の関係は?
・同じ系統の神社が、全国に多数ある理由は?
・日本神話の神々がベースとなっている祭神って何?
・神社と寺との関係はどうなっていた?
 
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