政治
193870 『戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー 半永久的依存の起源』松田武著
「日本での米国の占領政策の成功」
 
dou ( 20代 ♂ ) 08/12/03 AM11 【印刷用へ
■目次
第1章 アメリカ合衆国の文化攻勢としての占領改革
第2章 冷戦、「逆コース」、ナショナリズムの台頭
第3章 「ソフト・ピース」と「ふさわしい地位」
第4章 東京でのジョン・D.ロックフェラー三世―文化交流かそれとも文化帝国主義か
第5章 ロックフェラー報告書―共産主義の脅威に対抗して
第6章 日本知識人への文化攻勢
第7章 日本人を親米派に―一九五〇年度東京大学アメリカ研究セミナー
第8章 分権か対抗か―京都アメリカ研究セミナー
第9章 「形だけの民主主義」

■書籍紹介(リンク
占領期に始まる米国の対日文化政策は,今日まで日本人の精神に深い痕跡を残している.本書は,「双方向の交流」を謳った米国の文化政策が,実は冷戦のパラノイアと日米の非対称性によって深く冒されており,その結果日本知識人の中に深刻な対米依存が形成されたことを,米国側の膨大な1次史料を駆使して描き出したものである.

■書評等
天木直人のブログ(リンク
>松田武大阪大学教授の手によるその本は、1951年に「講和使節団」の一員として来日したロックフェラー3世が、東大を頂点とする日本の高等教育機関の序列化を図り、研究助成金をばら撒くことによって日本の指導的知識人たちが日米摩擦について口を閉ざすように仕向けて行った事を、明らかにしている、という。

毎日jp(リンク
>戦後60年以上を経てなお重要度を増す一方の大命題。本書はその深層を、第一線の研究者が米国側の膨大な一次資料を駆使して描出した、刺激的な論考だ。
>米国の対日占領政策は、日本および日本人に関する仔細な研究に基づいていた。暴力的な押し付けではなく、ロックフェラー3世の掲げた双方向の文化交流が、ただし露骨な人種差別意識にも彩られつつ進められた。
 
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 実現論 : 序  文
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 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
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自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
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自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
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民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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