生物学を切開する
193564 11/23なんでや劇場レポート 1 「中心体異常とガン細胞の関係」
 
ブログ ブログ de なんで屋 @東京 08/11/29 PM10 【印刷用へ
画像は KIZUNA−中心体のまとめ屋さんからいただきました。 写真左が正常な細胞分裂で、右が中心体を複数もった細胞の状態。このような中心体異常がガン細胞につながっていきます。
 先日のなんでや劇場は久しぶりに生物史をテーマにして扱われました。
生命の起源にせまる1〜細胞分裂の司令塔は誰?〜 と題して中心体の秘密に迫るかなり中身の濃い追求が行われました。その全貌は「生物史から、自然の摂理を読み解く」ブログに3回に分けてレポートされてます。どの記事も専門分野の領域をわかりやすく丁寧に解説してますので、ぜひここから リンク して読んでみてください。
さて今回のレポートでは、劇場の中でも少しふれた、中心体とがん細胞の関係についてレポートします。細胞分裂の司令塔が中心体だとしたら、分裂増殖していくがん細胞の中心体機能を停止させることで、がんの治療が可能になる。そんな研究が行われています。
 
■がん細胞とはなにか?
ヒトの身体は数十兆個の細胞からなっている。これらの細胞は、正常な状態では細胞数をほぼ一定に保つため、分裂・増殖しすぎないような制御機構が働いている。 それに対して悪性腫瘍は、生体の細胞がコントロールを失って無制限に増殖するようになったものである。こうしてできた異常細胞の集団が腫瘍であるが、この腫瘍が正常組織との間に明確なしきりを作らず浸潤性に増殖していく場合、悪性腫瘍であると言える。
悪性腫瘍の生物学的な性質は個々の腫瘍によって異なるが、発生母地となった臓器によって一定の傾向がある。しかし、どのような性質を持っているものであれ多くの場合は以下のような機序で生体の生命維持に重大な支障を来し、多臓器不全や身体の衰弱でしばしば死を招く。
・無制限に栄養を使って増殖するため、生体は急速に消耗する ・臓器の正常組織を置き換え、もしくは圧迫して機能不全に陥れる ・異常な内分泌により正常な生体機能を妨げる(→DIC、傍腫瘍症候群、高カルシウム血症) ・全身に転移することにより、多数の臓器を機能不全に陥れる
ウィキペディア 悪性腫瘍 
 
このように「無制限に増殖する」ことががん細胞の特徴ですが、分裂異常=中心体の機能不全が原因になって引き起こされていると考えられます。最近の研究では、中心体複製とDNA複製の開始が同調されず、中心体が再複製され 続きはこちら
 
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11/23なんでや劇場レポート 2 「中心体を学ぶのはなんで?」 「ブログ de なんで屋 @東京」 08/12/01 AM11

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