実現論を塗り重ねてゆく
193056 変革期待とは他力本願
 
星埜洋 ( 49 東京 企画 ) 08/11/23 PM07 【印刷用へ
>しかし、その社会不全も、数日〜数週間で「答えがない」という状況判断によって、捨象・封印されてゆく。従って、社会不全⇒変革の必要意識は流産し続ける。流産した社会不全⇒課題意識は封印されたまま潜在思念の奥に蓄積されるが、答えがないままに、やがてそれも風化してゆく。19576

今日は日経平均株価が7703円まで下落して、3週間ぶりの8000円割れとなった。考えてみると、リーマンの破綻から世界経済が混乱に陥ってしばらくは、新聞見出しも連日のように株価一色だった。ところが現在は皆、妙に冷静になっている。・・・っというより、不全捨象しまくりで、大衆の意識も新聞の取り上げ方もすっかり小さくなっている。

アメリカ政府が民間企業に資金を注入する、オバマが大統領になる、G20が開催される・・・などに対して、経済危機という社会不全に対する「変革期待」は高まるが、株価が戻らなければ「答えがない」となり不全が捨象され続ける。

問題は一向に解決しないのに、何かその重みだけが時間と共に減少していくという感覚は、しばしば経験している。
振り返ってみればそれは「変革期待」にすがる他力本願の姿勢がもたらした結果に過ぎない。その結果は行動力が沸かないという活力衰弱である。

新たな状況認識を感じ、「可能性発の必要意識」に向かうということは、自ら、あるいは皆で問題に向かい「答え」を追求するというごく単純な行動である。このことが理解できれば、時代を切り開く「構造認識」に一歩近づくことになる。それは、他力本願の傍観者でなく、自ら追求する当事者への転換ということであろう。
 
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自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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