実現論を塗り重ねてゆく
192865 近代思想とは事実認識に基づかない欠陥構造認識
 
新川啓一 ( 40代後半 神奈川 建築家 ) 08/11/21 PM01 【印刷用へ
>要するに、近代思想家たちは、夫々の否定意識や自我観念に囚われた、極めて一面的な「構造認識」しか生み出せなかった。つまり、社会や人間についての構造認識は、未だ入り口にも達しない、根本的な誤りを刻印されたものでしかなかったのである。


市場社会に移行し、序列に対する抜け道=私権獲得の可能性が開かれた時、それまでの感応観念(価値観念や規範観念)では意識が統合できなくなり、構造観念が必要となった。
現実場面では人を騙して儲けることが社会共認されていくが、現実に大衆が置かれたのは、より激しい貧困や抑圧だった。

だから、私権強者を否定し取って代わることは正であり、現実への強い否定視と自我を人間の根幹とする観念、私権獲得を正当化するための観念が権威化、大衆化され社会を埋め尽くしていったのだと思う。

知識人は、社会を改善しようと構造観念を生み出したのだと思うが、人類の歴史に真摯に学ぶという意識がなく、「客観的」に対象化したつもりが旧い感応観念を引きずっていたことが、決定的に誤っていたのだと思う。
 
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 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
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