>人々が私権の強制圧力からの解脱手段としての快適で便利な快美生活を手放せないことが、何をするにもお金がかかる社会が出来上がった原因である(そしてそれこそ、人々が精神を破壊し、環境を破壊して止まない原因でもある)。30710四方勢至氏
多くの人が食うに困っていた時代とともに、物不足のた時代が過ぎ去った今日でも、市場はその拡大のために快美生活のための幻想化商品をどんどん作っては売ろうと躍起になっている。
モノが溢れる時代。
多くの人々が豊かさを実現していない昔の時代でさえ「清貧に甘んじる」「武士は食わねど高楊枝」などという言葉が生きていた。
身分制度そのものが善か悪かは別にして、現在のように800兆もの借金などで「既に国家全体が破産状態」になるようなことはなかった。
>市場はこのツケに目を向けるどころか国家にその責任を押し付け、それは最後に国民に回ってきている。
従って、お金が万人の評価指標として社会的に共認されたものであるにも拘わらず、それは専ら私的な充足の為にのみ使われ、社会統合の為には(国家以外)使われない。従って、市場は社会統合には、殆ど寄与しない。30710四方勢至氏
これまで「自分の働いた報酬は自分の快適さに使うものである」ことを市場は私たちに叩き込んできた。
もういい加減、この呪縛から脱出しなければ、国が滅んでしまう。 |
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