思考革命:問題意識発から可能性発へ
192494 支配・被支配の社会構造の終焉
 
08/11/17 PM03 【印刷用へ
>逸早く市場拡大の道を歩み、国富(国力)を市場拡大に依存するに至った先進国では、既に戦前(前世紀初頭)の段階で、戦争であれ革命であれ、弱者側(独・日や労働者・農民)の武力闘争による勝利の可能性は、とっくに無くなっていた。それは、武力によって統合された武力社会から、人々の共認によって統合される共認社会に既に移行していたからであり、かつその最強の課題共認が豊かさ追求=市場拡大だったからである。
そして’70年、貧困の消滅をもって、先進国の社会運動は終焉した。<9234

かつて、支配・被支配という関係を維持してきた制覇力としての武力、そして、’70年までは資本力が同様に制覇力となっていた。さらに、その後市場をバブル化し、支配してきた金融力は先日破綻した。

また、企業の内部告発や官庁の不祥事報道、学級崩壊など、既に、世の中のあらゆる場面で、支配・被支配、若しくは上下関係、序列関係と言うものはほころびを見せている。

既に世の中の制覇力は、具体的な‘力’ではなくなったと思う。
では、共認による支配というものになったかというと、それもまた違うと思う。
共認を支配するには、知らしめる力と誰もが納得する「共認内容=構造認識」が必要だからだ。
しばらく続いた、マスコミ支配というのは、知らしめる力と近代思想という共認内容に支えられてきた。しかし、それもインターネットの登場、そして、近代思想の無能化が明るみに出てきた以上、必然的に終焉を迎えようとしている。

とすれば、残るのは「共認内容」であり、その「構造認識」の事実との整合性がある意味制覇力となる。しかし、「構造認識」は「観念」である以上、誰かが所有することに意味がないし、共認されるためにはみんなに知ってもらう必要がある。
どう考えても、支配・被支配の社会とはならない構造ともいえる。

金融破綻から金貸したちの支配構造の破綻と連鎖して、マスコミ等の共認支配の機関も破綻に向かいつつある。
現在は、略奪闘争が始まった5000年前から続く支配・被支配の社会構造の終焉を迎えようとしているのだと思う。
 
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