子育てをどうする?
192411 子育てにおいて、『自然の摂理を読み解く』ことの重要性
 
西谷文宏 ( 31 和歌山 建築設計 ) 08/11/16 PM00 【印刷用へ
生まれて丁度半年になる子供が、1月ほど前から座れるようになった。
座ると視界が広がるので、好奇心の塊である子供は凄く喜ぶ。親としても子供が喜ぶ+寝ているよりも大人しく遊ぶので、何の疑問もなく、座らせていた。

しかし、ある日子育ての相談に乗ってもらっている助産婦の方から、「ハイハイする前に座る時間が長くなると、ハイハイをしないまま、立つようになるので、止めたほうが良い」と言われて、凄く驚いた。

言われて直ぐ思ったのは、「早く立つなら良いのでは?」と言うこと。
ところが助産婦の方によると、「ハイハイせずに立つようになると、本来ハイハイを通して鍛えられる足・腰がしっかり成長しないままになる。そうすると、将来的に疲れやすくなったり、足腰が弱い子になってしまう」とのこと。

なるほど、凄く納得。
考えてみれば、子供は「座っても安定する」ようになっただけで、自分で座れる訳ではない。”子供が喜ぶ”、”大人しく遊ぶ”ので、親が自分の都合で座らせているだけ。

本来は、「動きたい⇒ハイハイ→足腰が鍛えられる→座れるようになる(→もっと動きたい)⇒つかまり立ち」と言うのが自然な成長の仕方。
それを親が自分の都合で捻じ曲げ、結果、成長に悪影響を与えようとしている。聞けば、同じような子供(ハイハイせずにいきなり立つ)はかなり多いらしく、それが若者の足腰の弱さにも繋がっている恐れがあるとのこと。

今回の経験で気がついたのは、”子育てにおいても『自然の摂理を読み解く』ことが極めて重要である”と言うこと。
現在は"聖域化した”核家族故に、大家族の中で伝えられてきた子育ての重要ポイント=『自然の摂理』が伝えられず、結果、親が「間抜けの独断」で勝手な判断を行い、子供の成長に悪影響を与えている。
これまでは、核家族化による子育ての悪影響は「精神的な影響」が最も大きいと思っていたのだが、「肉体的な悪影響」も生み出していることに始めて気がついた。

他にも、母乳を飲む期間や離乳食についてなど、助産婦さんから教えてもらった子育てにおける『自然の摂理』は非常に多い。
一方で、ネットや子育てHOW TO本等には、『自然の摂理』に反した内容も多く、まさに有象無象の情報で溢れている。
このような状況の中、これからの子育てを考える上で、『自然の摂理』を真剣に考え、その認識をネットを通して広げていくことが、非常に重要になると感じている。
 
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