健康と食と医
191562 「丸大豆しょうゆ」と「新式醸造しょうゆ」は何が違う?
 
山田純子 ( 27 滋賀 OL ) 08/11/06 AM11 【印刷用へ
みりんに“本みりん”と“みりん風調味料”があることは有名ですが、
しょうゆにも、2種類あるのをみなさんご存知でしょうか?
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◆特売しょうゆは、なぜ安い??

1リットル定価1000円で売られているしょうゆと、特売用198円のしょうゆ。
価格は5倍も違うのに、中身は同じと思われていませんか??
実は、特売しょうゆは本物のしょうゆとは違う製造法で作られた“しょうゆ風調味料”なんです!!

◆しょうゆ風調味料の作り方

昔ながらのしょうゆの原料は、大豆・小麦・塩・こうじ。
こうじからつくられた酵素が、大豆や小麦のたんぱく質をアミノ酸にでんぷんを糖分に変えます。1年以上をかけて「うまみ」を生み出します。

それに対して“もっと安く、コストをかけずにできないか?”と作られたのが、しょうゆ風調味料。
油を絞った絞りかすである脱脂加工大豆を塩酸で分解したものをベースに、グルタミン酸ナトリウムや甘味料、酸味料、増粘多糖類、カラメル色素、保存料など大量の添加物で風味を出して作られます。
これなら、1ヶ月で大量に生産できます。
                  (安部司著「食品の裏側」より)
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添加物の体への影響は、今のところはっきりとわからない=計り知れないとも言える状況です。それなのに、なぜ、こんなことが起きているのか?
その原因を追求する上で、私たち消費者の意識は無視できません。

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>消費者が求めるから添加物を使っているという部分も大いにあるんです。あるリサーチ会社が、消費者の購買動機、つまり何を基準にして物を買うかを調べたところ、上位6位に、安い、簡単、便利、きれい、おいしい、が全部入りました。次に入るのは、日付です。こういった基準で物を買う以上、添加物は絶対に減らない。だから、年々増えているんです。農薬なんかも減るわけがないでしょう。

>つくる人だって大変なんです。どれだけ値切られていると思いますか。おにぎりが105円なんですよ。20年位前にこんな話が出た時、大手上場会社のある工場は、売値150円でないとできないと言ったんです。今はもう100円でできるようになった。それだけがんばってコストダウンした。私の知っているおにぎり工場は1日に2万個つくれます。それくらいつくらないと採算が合わない。米を炊くのはたった2人です。あとはロボットで成型していかないと、そんな値段でできない。

>売る人も大変です。もし異物でも入っていると、店もメーカーも、回収だ、補償だということで、両方潰します。この前、パンの中に鍋の焦げが入っていた。髪の毛でも虫でもない、鍋の焦げですよ。それだけで1万2,000個全品回収させた。これが日本の消費者であり流通です。それだけ厳しい。だから、メーカーはびくびくしながらやっている。

>擁護するわけではないけれど、消費者がこれだけの値段でこれだけの要求をするから、メーカーは添加物を使わざるを得ないのです。本当は添加物を使いたくないと思っているメーカーもたくさんあることを知っておいてください。 ( リンク )
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消費者の意識が添加物を促進させていた!!
これは、衝撃的です。。

しかし、現在、みんなが本当に求めているものとは、利便性や快美性よりも、みんなが安心して過ごせる社会であり、安心して口にできる食なのではないでしょうか。

それを実現するには、このような共認を広げていくことだと思います。
大衆の意識・期待が変わっていけば、いくらでも変えていけるのだと確信しています。
 
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