会社のイイ男A君が上司から課題を出された。
それは「会社近隣にある飲食店で昼食を摂っておいで」。
条件は「同じ店に入ったらダメ」それだけ。
そんなユニークな課題に参加させてもらってスゴク充足した☆
飲食店は、お客さんをおもてなしするために飲食物以外のことにもすごく気を使っている。
立地はお客さんが来やすいところに。
入口は表通りから見えるところで入りやすいように。
店内のテーブルのレイアウトは収容人数と部屋の広さのバランスを考えて。
椅子とテーブルはお客さんが食事しやすくて疲れない高さに。
箸は客さんが取りやすい位置に。
トイレは気持ちよく使ってもらえるように清潔に。
挙げればキリが無いくらい、お客さんのために気を配ってくれている。
全てはお客さんを想って仕掛けられたモノ。
ちょっと意識するだけで、普段気にもとめないような“気遣い”が見えてくる。
そして、一緒に行った人と「こんな“気遣い”素敵だね」って話す場があることで感謝が広がる。
いつもだったら「おいしかったね、このお店」で終わっちゃうところが、沢山の感謝にあふれた昼食になった。
そして、A君が言ってた言葉がとても印象に残った。
「上司がこの課題を出したのは、いつもコンビニ弁当やファーストフードばっかり食べてる僕の健康管理もその意図に含まれてると思うんだ」
そんな相手の意図を汲み取ったAくん、心底スゴイなぁと思った。 |
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