国家の支配構造と私権原理
187268 我々は覚悟を持って国家を諦められるか?
 
金澤良 ( 33 大阪 会社員 ) 08/09/25 AM06 【印刷用へ
自然の中で、偶然Aという土地は農作物が豊富で、その周辺のBやCはそうではなかった。
BやCは機会をうかがってAから食糧を収奪しようとする。一方でAは防衛・撃退する。
その過程で両者とも、よく組織化した集団で攻める(あるいは守る)方が効果的であることを学ぶ。逆に言えば、相手の組織のほうが優れていた場合,自分達は危機、あるいは滅亡に到る、という事実に直面する。
また、戦闘においては合議制は機能せず、優秀な指揮官の下、各個人が各々の役割に従って動いたほうが効果が高いことも学ぶ。
こうして、人間達は優秀なリーダー(王)の下で集団化し、その集団をよく組織化する。
より強くこのことを実行に移すのは防衛側、つまり食糧が豊富なAだ。彼らは常に同じ場所で、外敵の侵攻に備え,撃退というルーティンをこなさなければならないからだ。BやCはより柔軟に、臨機応変に侵攻先やタイミングを計る必要があるので、硬直化の危険のある強固な組織性には不向きだからだ。

Aにおいて、戦闘に備えた組織構造は、平時においては組織内での富の分配→身分制として機能し始める。つまり組織の成員である大多数の平民は、戦闘時のより効率性の高い組織の維持(自らの安全に繋がる)のために、平時における不平等(不公平)を受け入れている、と言える。

以上の点から考えて、国家が戦争を止めない、あるいは決して戦争の可能性を捨象しない理由は明らかである。戦争の可能性(脅威)の存在は一般国民からの不当な搾取に対する不満の声を押さえ込む働きをもっている。我々国民の側が「中国の、北朝鮮の・・」と叫ぶことは我々自身の首を絞めている。
 
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