本能⇒共認機能⇒観念機能
18696 具体的婚姻形態より本能の普遍性の抽出が先では?
 
蘆原健吾 ( 30代前半 神戸 広報 ) 01/12/17 PM11 【印刷用へ
高樋さん、みなさん、お久しぶりです。

DNAによる進化系統樹作成の妥当性については、るいネット進化論会議室の1222112222に紹介させていただいています。よろしければ、ご覧ください。

人とチンパンジーの系統が別れたのが一番最近、というのが定説ですが、本当のところはどうなんでしょう。こればかりは、最も整合性の高い仮説に立つしかありませんね。

私は、サル・霊長類の議論では、具体的婚姻形態より、それらの本能的共通点を抽出しておけばよいのではないかと思います。実際の形態にこだわると、雌雄一対一だとか単雄複雌婚だとか、いろいろありますねというところでそれ以上深まりません。

みなさんがおっしゃるように、本能と集団にかかる外圧と集団規範とが関連しているように思われ、様々な形態があり得るのだと思います(ゲラダヒヒなどは単雄複雌婚の小ユニットが複数集まって集団を形成したりしていますし…)。

仮説ですが(まず哺乳類全般に言える単純なところから)、次のように言えないでしょうか?

<オスについて>
@メスよりオスの方が性欲が強い。種を複数のメスにばらまこうとする本能がある。
A群での優位性(性行為の主導権)をめぐって、他のオスと競争する。
 群で暮らさない生物も、潜在的に他のオスとの競合関係にある。

<メスについて>
@メスは強い(生命力がある)と感じられるオスに収束する。
 したがって、それは一時的なもので、メスにとってもっと魅力のあるオスが現れたら、そちらに収束する。
A発情期があり、それ以外の時期は一般にオスを受け入れない。(チンパンジーとボノボは例外らしい)

こんな感じで、本能的な行動の共通点を挙げていけば、人間にも共通する普遍的な本能の部分が抽出できると思うのですがいかがですか?

それと、観念を重視するのであれば、前にも申しあげましたが、「男が強制的に女を所有する」という文化が生じる以前の婚姻について押さえなおすのが早道だと思いますがいかがでしょうか。
 
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