学者とマスコミはグルで頭脳支配
185211 個人主義から生まれた無責任な言葉
 
汚れなき男 ( 28 神奈川 会社員 ) 08/09/09 PM02 【印刷用へ
「相手の気持ちを考えなさい」という言葉は、実は2つの意味で使われているようです。

1つは「自己中は許さない」という、相手のわがままな行為を諌めるために。そして、もう一つは、うまく人間関係をやりすごすための誤魔化しのツールとして、です。

まずは、1つ目の使用例を見てみましょう。これは、説明するまでもありませんが、自己中な行動に対して使用するものです。これを発言した者は、誰から見ても相手の行為が「間違えていること」をはっきりと指摘しています。そこには「変わって欲しい」という発言者の想いが込められています。つまり、この発言は、相手に踏み込んだ上で叱っているのです。

一方、今回、問題視している「誤魔化し(あるいは逃げ)」の使用例ですが、これは発言者がその場をとにかく穏便に治めたいという想いが先行している場合です。これを発言する事で、相手になるべく踏み込むことなく、その場を事なかれ的に解決する方向で済ませようという想いが込められています。

具体的に言えば、学校の先生がイジメがあるクラスを担当した時に、その当人達に言う言葉がまさにこれに当たります。この場合、一見「相手の嫌がる事をするな!」と、叱っている様にみえますが、実はそうではなく、この場を、とにかく穏便に済ませたいという、(保身の)想いというものに立脚しています。というのもこの場合、「イジメ=悪い事、だから止めなさい!」という流れで終わらせてしまって、なんでイジメが生じたのかということについて追求していないのです。これでは根本的な解決には繋がりません。つまり、この使用例は先の使用例とは逆で全く相手に踏み込むことなく終わらせてしまおうという誤魔化し(逃げ)の行為となっているのです。

この背景には、先生の権威の消滅と家庭の発言力(クレーム)の増大が大きく影響しています。この影響があるがため、先生たちは、かつてのように生徒に立ち入ってまで話をする事を極端に避けるようになってしまったのです。

そもそもこの言葉自体は、前者の意味で使われていたと思われます。しかし、個人主義が強く蔓延るようになって、使われ方そのものに大きく影響を与える結果となったのです。
 
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