日本人と縄文体質
184201 江南人と日本人:::倭人とは何者か?2
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 08/08/29 PM00 【印刷用へ
1の続き
>その風俗は「北儒南道」の言葉が示すようにかなり大きく異なっていた。黄河流域では父系家族で旭日を信仰し、上下秩序の厳しい掟を維持して、自然を改造しそれに働きかける人間の行為を尊重していた。だが、長江流域の生活はそれと対照的に、母系ないしは双系家族で日輪を母として信仰し、男女差の少ない生活秩序を保ち、自然環境に順応することが尊重されていた。(甦る長江文明−稲作と操船の民リンク

>耶馬台国のことを記録した『「魏志倭人伝』が伝える、「倭の地は温暖、皆徒跣、皆黥面、文身して大魚・水禽を厭う」という記事と、中国の「『荘子や『韓非子』などの伝える「舟の文化」を担った海の民の習俗は、いずれも同じ習俗を示しているが
 さらに『「後漢書倭伝』を見ると、朝鮮の韓族にも体に刺青をする「文身」の風があったようで、中国の古文書に登場した倭人は、日本列島西北部ばかりでなく、朝鮮南岸から渤海湾・黄海の沿海地区、さらには東シナ海にいたる広大な海域に居住する人々だった。その限り、中国の沿海に居住した「百越の民」と倭人の習俗と生業がほぼ同一であったとみてよい。(
長江文明と古代日本−黒潮をめぐる舟の文化)

以上倭人は元々漁労を生業とする人々で、母系的な色彩が強いことが示されている。またこれによると江南人≒倭人はかなり広域に在住していたことが伺える。

又神社の鳥居の起源については次のような記述があり、江南系由来説が唱えられている。
>中国南部や東南アジア、それから朝鮮南部および日本に共通して残る習俗を括る。その氏によって、雲南省やそこに隣接する東南アジア北部の山岳地帯に棲むタイ系諸族(アカ・ハニ族など)に「鳥居」が見出されている。それは左右二本の柱の上に笠木(横に渡す木)を載せたものだ。ただし、これは「社(やしろ)の門」ではなく「村の門」(「ロコーン」と言う)だ。「鳥居」の起源は、共同体(村)へ侵入する悪霊を防ぐ結界門だったのである(「締め縄」とはそういう意味だ)。(鳥居論---ニッポン人の鳥信仰とその出自リンク

神社が当時、支配氏族等の居宅に始まったものであるという説がるいネットで登場しているが、少なくとも江南系の習俗をも取り入れて作られたものである可能性がある。



 
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