日本人の起源(縄文・弥生・大和)
184079 古代、日本は半島の支配を受けていた
 
狒狒 ( 48 ) 08/08/27 PM04 【印刷用へ
朝鮮史、日本史における新しい見方を見つけました。

日本の古代史は大陸からの独立を画策することによって揺れ動いていたということです。
唐〜新羅が安定する頃までは、日本の支配者階級は大陸の血族でしかなれず、常に本国(大陸各国)の影響を受けていた。
ヨーロッパから見たときの新大陸のような植民地に近い存在だった。
その中で、(先祖は大陸出身とはいえ)大陸の支配を受けず独立国として確立するための闘いが日本国内での動き、戦争やクーデターだったというわけです。

任那出兵など、日本が古代から独立国として確立している前提での話だとすると、昔から違和感を感じていたのですが、半島の支配を受けていた上での出兵要請だったなら理解できます。

以下は大化の改新前後での記述です。

新説・日本の歴史より
リンク

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 蘇我氏の政策には大きく2つあった。1つは仏教による国内の統一、もう1つは、朝鮮からの完全独立である。そのため、倭国王を朝鮮系の人でなく倭人から選出する事が必要であったが、同時に自分達の政権の保持も行う必要があった。こうして選出されたのが、日本で最初の女王・推古天皇である。金官国系(任那系)の欽明天皇の子であった敏達天皇の后であり、かつ蘇我氏一族であった推古天皇は蘇我氏にとって都合のよい人であった。
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 また、独立国として、重要なのが官僚機構(冠位十二階)であり、王の家系であり、国史である。このため、恵慈と太子は十七条の憲法を中国の梁にならってつくり、国王の家系として「帝記」をつくり、国史として「国記」をつくった。また、大和政権の国としてそれまでは「倭国」と称されていたが、新しい独立国の名前として以前大和地方の部族が使用していた「ひのもと」の呼び名をとり「日本(にほん)」と称するようになった。これは、倭国でもなく、ヤマト国でもなく、まったく新しい「日本」という国の誕生である。

 これを治めるのは、朝鮮系豪族ではなく倭人系豪族である蘇我氏と位置づけたのである。蘇我氏自身朝鮮からの渡来人であるが、このころは朝鮮系豪族というよりは、倭人系豪族としての色彩が強かった。この時期の朝鮮系豪族とは、朝鮮三国の皇族関係者との意味合いであり、これら朝鮮系皇族は、九州や近畿でも貴人として扱われ、かれらにとっては日本全体が朝鮮の一部であるとの認識が強かった。
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 このことからして、大化の改新の筋書きは、高句麗出身の軽皇子(孝徳天皇)によって筋書きされ、中大兄皇子らが実行したものと考えられている。また、宮中外戦闘では、高句麗・百済系勢力も、蘇我氏打倒に動いた。入鹿の殺害、そして馬子の自殺と意外にも短期間で、クーデター(大化の改新)が終了したのも、高句麗・百済の脅威に怯えた在日勢力が反蘇我氏で結束していたからである。

 蘇我氏の滅亡、これは日本の独立が挫折したことでもあるし、経緯からして日本が再び中国・朝鮮の勢力圏下におかれることでもあった。また、仏教勢力の衰退も意味したのである。しかし、中大兄皇子にしてみれば、蘇我氏の独立の布石や国威発揚の諸制度は、無駄なものではなく、これらの多くは次の政権に引き継がれる。
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