共同体社会の実現
182908 市場の成り立ちに関する再認識
 
匿名希望 ( 21 ) 08/08/07 PM10 【印刷用へ
 小さい頃、『何故お金が出来たか』について親や先生にこう教わったかもしれない。

『貨幣の成り立ちは物々交換から...

新鮮な魚と野菜を交換する人々。
様々なものを同時に交換するのは難しいので、やがて商品は貝殻の種類や枚数でその価値を表すようになった。
それが貨幣の始まりであり、市場の始まりである。』

 私もその様に教わった一人で、実際「原始人のような人々が仲良くものを交換している様子」を想像するとしっくりくる。

 しかし、この投稿を読み、考え直したり話してみて今まで私が認識していた『市場の成り立ち』が間違いであったということに気付かされた。
『市場』は財力をもつ権力者(権力のピラミッドで言う頂点)とその少し下の位との間で生まれた。
この頃の社会には既に身分制度が築かれており、下位の者はより富を得て権力を持ちたいと思っていた。
下位のものが富を得る方法は、下克上をするか、上位の者と取引をするかの2通り。
下克上はある程度の力(地位、部下、武力など?)を必要とし、この時代には困難なので、後者のような方法で下位の者は富を得ようとしたのである。

 つまり、商人が綺麗に見える石ころを宝石、普通の衣服に模様や飾りのついたものをドレスとして権力者に売ることによって権力者の富の一部を獲得していった。
これが『市場の成り立ち』であった。
この場合、商人は“石ころ”と“宝石”の差額、“衣服”と“ドレス”の差額を利益としているが、この原理は現代の市場においても成り立つものである。

 今日、我々の生活になくてはならない市場。普段当たり前のように行う買い物であるが、我々は買い物の度に商品を得ると共に、“商品の原価”と“幻想の商品価値”の差額を失っていることをもう少し実感するべきかもしれない。 
 
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