古代市場と近代市場
182740 抜け道=幻想価値へのバイパス回路
 
佐藤祥司 ( 45 設計 ) 08/08/04 PM11 【印刷用へ
私権闘争の抜け道が、交換取引の場=市場である」(30709)
で言われている「抜け道」と言う意味が、
「市場時代を通じて、市場を拡大させた主動因は、私権の強制圧力による抑圧からの解脱としての、快美幻想への可能性収束=快適さや便利さの希求である。」(30710
という認識で繋がった!

>強力な外圧に晒されている時には、サル・人類はこの解脱共認を母胎にして、その上に闘争系の共認を形成し、そこ(課題共認や役割共認)へ収束する。だが、外圧が低下すると、忽ち闘争(集団)収束力が低下して、時間さえあれば解脱充足を貪る様になる。つまり、元々は凄まじい外圧→不全感から解脱する為に形成された解脱回路は、外圧が低下すると、むしろその充足だけを貪る為の堕落回路となる。問題は、そこにある。人類は、外圧が低下すると解脱収束し、堕落してゆく。しかも、外圧が高く闘争・課題共認への収束力が強ければ僅かな解脱でも充分に充足できるのに、闘争・課題共認への収束力が低下すると、どれだけ解脱を貪ってもなお充足できなくなる。だから、解脱回路は共認の母胎であると同時に、麻薬でもあり、人類の最大の弱点ともなる。 (参考:実現論1_7_04)

にあるように、解脱回路は強力な外圧がはたらいているときには、その外圧に立ち向かうための基盤として機能するのに対し、外圧が低下すると解脱充足だけをむさぼるようになる。

このことから、“快美幻想”は、一定私権を獲得し生存圧力が低下した層(王侯貴族階級など)によって作り出され、強制圧力という本質的な不全の解消→充足には直接向かわずに、頭の中だけで作られた幻想に(代償の)充足を求めた。

これはまさしくバイパス回路を経由しているということで、抜け道の所以なのだ。と理解した。
 
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