西洋医療と東洋医療
182648 カーギル社とはどのような会社なのか? 〜穀物メジャーとアメリカ政府の濃密な関係〜
 
匿名希望 ( いい歳 東の都 宮仕え ) 08/08/03 PM00 【印刷用へ
カーギル社の歩みについて、詳細かつ解りやすく説明してくれているブログを見つけたので、紹介させていただきます。

アメリカ政府と穀物メジャーの間には、かなり密接な関係がありそうです。

また、米国議会におけるロビーストによる圧力なども考慮すると、世界の農業について、穀物メジャーの影響を抜きに考えることは不可能と思われます。

リンク

以下引用
******************************

カーギル社

本社:アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス市

世界52ヶ国に販売組織を持ち、800以上の子会社・事業所を持つ世界最大の多国籍企業。米国やEU等の穀物輸出の担い手であり、世界穀物貿易を支配している。企業形態は 株式の全てをカーギル家とマクミラン家の関係者が所有する個人企業で、非上場企業としては、世界最大の売上高を誇る。

20世紀に 資産が6000倍になる大成長する
 〜 これを支えたのは先進国の <肉食化> が大きな要因とされる

アメリカ穀物政策と政策を担う国策企業とも言える。

世界各地の情報を得るために独自の人工衛星を持つ
 〜 世界60ケ所をオンラインの通信衛星写真で、瞬時に各国の穀物情報や天候を知る事が出来、CIA以上の情報収集能力を持つと言われる


      *   *   *   *   *   *

1865 ウィリアム・ウォレス・カーギル、アイオワ州にて小さな穀物商を営み始める 

    次々と穀物倉庫を所有し規模を拡大する

1906 ミネソタ州に進出

‘09 ジョン・H・マクミラン、社長に就任
  (後にカーギル社の株式は、カーギル家(85%)とマクミラン家(15%)で   持ち合うこととなる)

‘22 ニューヨーク州へ販路を拡大


‘70年代 カーギル社を含めた五大穀物メジャーが形成され、世界の穀物取引を事実上支配することとなる


** カーギル社(米)、コンチネンタル・グレイン社(ベルギー)、ブンゲ社(蘭)、ルイ・ドレフェス社(仏)、アンドレ社(スイス)・・・・ 本社は、現在 すべて アメリカにある

米国は 第1次、2次世界大戦を通してヨーロッパへの支援という形で余剰作物を売り込んだが、新たな余剰作物の受け皿として、当時 独立戦争で食料生産力が低下していた第三世界各国に、援助目的で食料を売り込み始め、それを米政府に代わって行ったのが穀物メジャーと呼ばれる多国籍企業。

< 第2次世界大戦後、世界の食料供給は 全て米国が掌握してきたといっても過言ではない。 従来の農業を根底から変え、「国際化」「大規模化・高収益化」「企業化」戦略を実現させ、穀物メジャーは、米政府と癒着・一体化しながら、米国最大の輸出商品と言われる食料を世界に供給している >リンク 


‘72 ブレジネフ政権下のソ連、カーギル社から穀物の緊急輸入
(前年来の旱魃で生産が10%落ち込み、店頭からは牛肉の姿が消える)
リンク 

‘90年代 穀物メジャーの再編が進む

‘95 GATT(1948発足)、WTO(世界貿易機構)に改組関連機関であり食品安全性基準を決定するコーデックス・アリメンタリウス委員会の中枢はカーギル社などの多国籍企業の代表であり、各国の食料安全保障を脅かしている。

‘99 コンチネンタルグレイン社が カーギルに買収される

   ―――→ 最終的に カーギル社 と ADM社 の二社に再編

   2000の調べでは、従業員数4万8千人、売り上げ4百76億ドル
   世界第2位のADM社を 2倍も上回る売り上げと従業員数を誇る


** 【 アメリカ政府と穀物メジャーの濃密な関係 】

・副社長ウイリアム・R・ピアーズ、ケネディ、ニクソン両政権の通商代表部を務める

・ニクソン政権の農務次官クラレンス・パームビーは、1972の米ソ穀物交渉の直前に、コンチネンタル副社長に就任

・パームビーの後任次官カロル・ブラントヘイパーはクック社出身、後 クック社に復帰

・1972 国務次官を務めたN・サミュエルスは、その後 米のルイ・ドレフェス社会長に、

・商品金融公社の副総裁パルバーマーカーは ブンゲ社に天下り

・レーガン政権の農務次官ダニエル・アムスタッツは、カーギル社で長く飼料穀物の輸出を担当し、その後カーギル・インベスター・サ−ビスの社長を務める


<< 彼らの戦略は、WTO(世界貿易機関)を利用し、その圧倒的な強さを利用して、『貿易自由』の合言葉とともに、日本をはじめ世界各国の食料自給を放棄させ、さらなる支配を求めている >>
 
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