心の本体=共認機能の形成過程
182316 樹上生活の状況
 
竹田翔 ( 20代 大阪 会社員 ) 08/07/29 PM03 【印刷用へ
共認機能を獲得するまでには原モグラが樹上生活を余儀なくされてから3000万年という歳月が費やされている。
1549原猿における共感機能の進化の流れ 四方勢至氏』ではその3000万年が凝縮している事を理解しておかなくてはならないと思う。

そこで初期段階の状況を押さえる事で、なんでそうなるのかがよりイメージし易いと思う。

<状況1>
樹上には樹上を生息域として定住している生物がいない。
つまり猿が初めての生物ということだ。しかも、樹上には豊富な餌(食糧)もあったため猿たちにとっては正にパラダイスなのだ。
外敵も無く(時には蛇のような生物や、鳥のような生物が襲って来る事もあっただろうが、地上に比べると遥かに圧力としては低かった)豊富な餌があると、産まれてからの淘汰圧力(自然外圧や外敵闘争などの外圧に対し適応できた者=強い種のみが子孫を残していくという自然の摂理)が働かなくなり、猿はどんどん繁殖していき、忽ち樹上は飽和状態となった。

<状況2>
飽和状態になった樹上。産まれた瞬間に訪れる淘汰圧力が働かなくなったため、何らかの淘汰圧力を働かせなくては、より良い子孫を残せないという事態にも陥る。
そこで成体になってから淘汰圧力を働かせる方向へ(淘汰圧力の先延ばし)と向かい、外圧がほとんど無いため同類同士で圧力を掛ける性闘争へ収束し、より激化させる事で淘汰圧力を高めていった。

<状況3>
性闘争を激化させて淘汰圧力を働かせようにも、地上においては性闘争に敗れる=不適応体として淘汰(=死)されていく過程が、樹上という三次元の生息域のためどこかしら隙間があり生きていく事ができる。
これは自然界にはありえない事を意味し、本能には無い不全感が生まれたということだ。

<状況4>
性闘争においてはオス同士は全て敵。
メス同士も個体での繋がりはなく原猿の初期段階は原モグラ同様「1匹のオスが3匹のメスの縄張りを包括する」形で縄張りがあったと思われる。

以上4つの状況を把握した上で共感機能の進化へと繋げていきたい。
 
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