古代市場と近代市場
181580 カカオの原産地 ガーナと貧困(カカオ農家はチョコレートを食べたことがない)
 
ケロロ軍曹 ( 27 大阪 清掃業 ) 08/07/19 AM08 【印刷用へ
昔ガーナは金の産地で、黄金海岸と呼ばれていましたが、今のガーナでのイメージはカカオではないでしょうか。
では何故カカオのイメージが付いたのか…

17世紀、アシャンティ族のオセイ・トゥ・トゥが王国を建設し、奴隷貿易で大いに繁栄していた。主な貿易先はイギリスだった。
その17世紀後半、メキシコのアステカの王が好きだった飲物、チョコレートがスペインに伝わり、そしてヨーロッパ中に人気が広がりました。
【チョコレートは初めは飲料だったのです!!】
そこで食べるチョコレートにする研究が始まり、1876年スイスで板チョコレートが生まれました。その後、ロンドンで最初のチョコレートショップがオープンされました。 
イギリスで瞬く間に大人気になった板チョコの原料カカオが不足し、そこで、奴隷貿易をしていたガーナに、1879年にイギリス人がカカオを移植させ、栽培させました。
作物は、奴隷扱いでイギリス人が低価で買取、イギリスで加工し販売していました。ガーナ国民は、カカオを作ってもお金にならず貧困に苦しみました。

その後奴隷制度は無くなりましたが、イギリスの殖民地になりその環境は改善されず、今もイギリス人に安く買取られています。
よって貧困から脱出できず、カカオ生産者は生活に苦しみ、子供達は学校に行けず、チョコレートすら食べたことがないのです。

私たちの普段食べているチョコレートは、カカオ生産者が食べたことが無いと考えると不思議な感じがします。これは先進国がもたらした、貧困の一部ではないでしょうか?食について満足している私たちには、考えられない事です。
 
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