否定脳(旧観念)からの脱却
181169 見えざる手について
 
伊東 ( 41 神奈川 エンジニア ) 08/07/13 PM10 【印刷用へ
 はじめまして。伊東と申します。
アダムスミスの『神の見えざる手』について私見を申し上げたいと思います。
 私自身、アダムスミスの国富論、道徳情操論も学生時代に読まず、今になって読んで見ましたが、見えざる手というのがどうも後々の財閥のお抱え学者やメディア連中に捏造されて既成事実化されて、あたかも市場原理主義者の元祖のような言われ方をしていますが、読んでみるとかなり違っているのに自身も驚きました。 
 そもそも彼は道徳学者で、一番共感を覚えるのが『農業者』だといっているんです。彼らは口下手で都会人と比べて洗練されて内容に見えるが、人格の面では最も優れているといっています。それに比べて今で言うキャノンのような独占的・我田引水的な製造業者や商業・高利貸しをコテンバンに批判しています。
 当時は金こそ富であると言う重金主義黄金時代で、かれはこれを批判するために国富論を書いたわけです。つまり富の源は労働力だと。それに加えて、投資と言うのは遠くのしらない国にするよりもまず自分が尤も精通する近隣地域から投資がなされていくのが自然・当然なのだと。(それによって国内産業が活発になって雇用が増え、底辺の人たちが豊かになっていく礎になるのだと言いたかったのでしょう。)これをかれは神の見えざる手と呼んでいるようです。決して悪名高いM.フリードマンのような市場原理主義ではないと思います。
 (因みにこれは佐伯啓志先生の『アダムスミスの誤算』に解りやすく解説してくれています。)
 スミス自身、国富論では色んな種類のモノの価格の決まり方を羅列していますが、後の解釈は各人に任すと言う旨のことも書かれているので『それでは勝手に解釈させてもらおう』と言う連中が出てきても不思議ではないでしょうね。
 初投稿のうえ、下手糞極まる文章ですいませんでした。
 ご参考になれば幸いです。
 
 
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