昨年からの食品偽装が相次いでいますが、今度は魚秀と神港魚類がウナギの産地を偽装したとのニュースがテレビ、新聞、ネットを駆け巡りました。
この食品偽装問題とメディアの関係に関して、興味深いブログを発見しましたので紹介します。
芳川充さんという食品アドバイザーの方が運営されている『うなぎを見れば日本が見える』リンクです
以下引用
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さて、今回のウナギ偽装は金額規模が大きいことと、ワイドショー的な話題も手伝って、大きなニュースになっています。
しかし、僕が昨年来、何度も書いているように、
食品偽装などどこでも行われており、ニュースになるかどうかは、捕まるか捕まらないかで決まっているだけ。
ウナギは少なくとも昨年までは、”国産”表示の8割がニセモノ。
摘発された数量は、偽装された量の10%以下。
ウナギは単なる象徴で、他の魚種、他の農畜産物でも、
いやいや、日本社会全体が偽装社会。
だから
「一億総偽装社会」とも以前書きました。
メディアの論調、一般市民の感じ方も相変わらずの反応。
偽装した人を”特別な悪”として糾弾し、
「倫理感覚がマヒしている」とする。
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この人によれば、現在の国産の8割がニセモノとのこと!その内摘発されているのはたったの10%。
そして、メディアが伝えるのは、摘発されたもののみ。
摘発された業者のみをとことん叩き、他にのうのうと偽装を繰り返している輩はほったらかし。そこには全く言及せずに・・・。
今の日本は、偽装が標準になってしまったのでしょうか? |
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