収束不全:やりたいことが見つからない
179508 「一人になって考える」という発想が間違っているのではないか?
 
小松由布樹 HP ( 43 岐阜 農業 ) 08/06/20 PM01 【印刷用へ
現在、私たちの農園には、社会人の若者が研修に来ている。2週間の農業研修もあとわずかになり、この後はどうするのか、と尋ねると、「特には決めていないが、旅に出ようかな」と言う。一人になって色々と考えたいということらしい。
 
「一人になって考える」「一人の時間を作る」・・・、現代人はものを考える時に、とにかく一人になろうとする。しかし、この発想そのものが間違っているのではないかと思う。
 
悩み事や考え事は、日常の現実の中から生まれてくるものであり、そしてその現実とは、周りのみんなとの関係の中で成り立っているのであって、決して自分ひとりが作り出しているのではない。だとすれば、全ては現実の中で答を出していくしかない。一人で考えるのではなく、むしろ、周りのみんなとの期待と応合のやり取りの中でしか、答えを出すことは出来ない。

大切なことは、一人で考えたことを、即みんなに発信してみんなの評価を仰ぐことだ。みんなに発信もせず、評価を仰ぐこともなく、ただ一人の思考に埋没するのであれば、それは単なる自己満足であり、現実逃避そのものだろう。
 
>もちろん、一人で思考する時間が数時間or数日はいる。もちろん、それで終わる訳ではなく、生涯が追求過程である。しかし、みんなとの交信(やりとり)を遮断して、1週間以上一人で思考するのは止めた方が良い。観念思考に陥る危険が大きいからである。7453
 
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