市場は環境を守れない、社会を統合できない
178406 市場の功罪
 
こうた 08/06/04 PM11 【印刷用へ
>要するに、市場はどこまでも私権闘争の抜け道でしかなく、従ってそれ自体では決して自立して存在できず、国家に寄生するしかない。だから、市場は、云わば国家というモチに生えたカビである。(超国家・超市場論11 市場は社会を統合する機能を持たない 31251


市場が国家というモチに生えたカビのごとく単独では自立できないのはなぜか?

@国家という安定基盤なしに市場は成立しない
“騙し共認”とは言え、市場は「取引」を行う上での制度やルールが無ければ成立し得ない。(ルールが無ければ掠奪に逆戻りするしかない)
しかし、このルールや社会の秩序安定を担っているのは国家。・・・つまり、そもそも国家という安定基盤無しに市場は存在し得ない。

A国家に寄生しなければ生きられない
>それどころか、自ら(=市場の拡大)が作り出した貧困(⇒福祉)や戦争さえ、その遂行と尻拭いの全てを国家に押し付てきた。そして自力で拡大することが出来なくなった今では、自分自身の拡大さえも国家(国債)に押し付け、国家(地方を含む)は700兆もの借金で首が廻らなくなって終った。

ところが、このカビがどんどん繁殖し、モチを覆い尽くすことで、宿主たる国家を食いつくし、共倒れ寸前に至っているのが現在の世界ではないか?

しかし・・・

>従って、市場活動によって物的な豊かさが実現すれば(=貧困の圧力が消滅すれば)、必然的に市場は活力源を失って衰弱(=縮小)してゆく。(超国家・超市場論12 市場の拡大限界は、国家の統合限界でもある 31252)

国家に寄生し、社会の統合を破壊してきた市場は、一方で(偏ってはいるが)科学技術を発展させ、物的生産力を上昇させ、遂に先進国において生存圧力を消滅させた。
そして、生存圧力の消滅によって、人々は私権の頚木からようやく解放され、共認原理に基づく集団や社会を作っていく可能性が開かれた。

⇒この可能性を実現に導くために今必要なのは、市場によって歪められた事実認識=近代科学を見直し、自然の摂理に基づく真の事実認識体系を構築してゆくことだと思う。
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
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8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
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10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
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