古代市場と近代市場
177294 食糧収穫量を増やしても飢餓問題は改善しない
 
ミキティ ( 29 兵庫 OL ) 08/05/23 PM11 【印刷用へ
>いつも呪文のように唱え続けられている「ミラクル技術が飢餓問題を解決する」との古い神話をこの報告書は繰り返している。ある時は除草剤を推奨し、ある時は遺伝子組み換えを推奨する呪文を。有名な「緑の革命」は北の技術を南に持ち込み、南の土地と大気と水を汚染させた代償の上に食糧の収穫量を増やしたかもしれないが、それでも飢餓問題を改善はしなかった。今日世界に8億人いる飢餓人口の内、2.5〜3億人はインドにいると推測されている。これだけの国民が飢餓状態にいるからといって、インドに食糧が不足しているわけではない。インドは国民全員を養うのに充分な量の食糧を生産しているが、貧しい労働者を切り捨てる政策--例えばIMFなど北の機関からの命令により社会福祉費用などを削減した結果が今日の飢餓問題の根本的な原因だ。

昨年インドでは6,000万トンの食用穀物が売れないまま腐ってしまった。お腹を空かせた人たちは、食べ物を目の当たりにしながらもお金がなくて買うことができなかった。農民たちはせっかく栽培したのに売れなかった穀物に火を放ち、収入が得られなかったため自分の腎臓などを売ったり、貧困に耐えかねて自殺したりした。このような状況の中、たとえ遺伝子組み換え作物が収穫を増やしたとしても何の役にも立ちはしない。インドの貧しい人々が1日2食を満足に買うお金がないとき、ビタミンAが増強された遺伝子組み換え米などもっと高価な食べ物をどうして買うことができるだろうか? 技術的な「解決策」はこの状況を改善することはできない。政策的な対策が必要なのだから。<リンク

食糧があっても、飢餓がなくならない(>_<)
緑の革命は、食糧収穫量は増やしたかもしれないが、飢餓問題は改善しなかった。
むしろ、格差を拡大させたって、こういうことなのかって思いました。
 
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