環境
176788 『地球温暖化論のウソ\とワナ 史上最悪の科学スキャンダル』伊藤公紀、渡辺正著
「温暖化の論議はいわば「環境テロリズム」」
 
チーズカレー ( 30代・♂ ) 08/05/18 PM01 【印刷用へ
「地球温暖化論のウソとワナ 史上最悪の科学スキャンダル」
伊藤公紀、渡辺正 著
出版社名 KKベストセラーズ


■本の紹介(リンク
温暖化して本当に困る人はいるのか?怪しい数字マジックに洗脳されるな!地球温暖化問題―。その論議に隠された巧妙なトリックを暴く!

■目次
序章 温暖化の論議はいわば「環境テロリズム」
第1章 地球は本当に温暖化しているのか?
第2章 気温を変動させる原因は何か?
第3章 「異常気象」は本当なのか?
第4章 ノーベル賞『不都合な真実』の“ご都合主義”
第5章 「京都議定書」の反省から将来を望む

■著者情報
伊藤 公紀(イトウ キミノリ)
1950年福岡県生まれ、東京・横浜出身。専門は物理化学・環境計測科学。光技術を応用した高感度センサーを開発

渡辺 正(ワタナベ タダシ)
1948年鳥取県生まれ。専門は生体機能化学・電気化学・光化学。光合成のメカニズムなどを研究

■以下、池田信夫ブログ(リンク)での紹介

 本書で指摘されている疑問点は、これまで当ブログで書いたものと重複する点も多いが、さすがに専門家だけに、IPCCの依拠する1次データそのものに問題があることを指摘している。具体的なデータで示されている疑問を列挙しよう。

・最近の「地表気温」が単調に上昇しているというデータは疑わしい。地表気温というのは地球上の数千の観測点の平均値だが、設置場所がずさんなため、多くの観測点が都市化によるヒートアイランド現象の影響を受けている。たとえば東京(大手町の気象庁)の気温は、20世紀に3℃上昇した(正確な値の出る観測点は日本中で3ヶ所しかないという)。またテキサス州の観測点は、2000年にビルのすぐそばに移設されたが、この年からテキサスの「地表気温」は急上昇した。

・太陽活動の影響で、気温の変化はほぼ説明できる。図2のように太陽黒点周期と気温にはきわめて高い相関がある。
IPCCもこの事実は認め、「20世紀前半の気候変動は自然現象だった」としているが、後半の変動が自然現象ではないという根拠は示していない。

・2007年以降、地表気温は急速に下がり、特に2008年の4月は、ここ数十年の最低気温を記録した。
図3はNOAAのデータだが、最近10年のトレンドは下降傾向を示している。これはロンボルグも指摘しており、特に中国では記録的な寒冷化によって大きな被害が出ている。

 気象学者の「圧倒的多数」が人為的温暖化を支持しているというのは嘘である。アメリカ気象学会の2003年のアンケートによれば、気候変動の原因が人為的なものだという説に「賛成」する科学者は32%、「反対」が21%、「どちらともいえない」が47%である。
この他にも多くの具体的なデータが示され、IPCCのコンピュータ・シミュレーション結果が観測データと大きく食い違うことも明らかにされている。特に、最近の気温が下降トレンドを示している図3のデータは驚きだ。地球温暖化という傾向は幻であり、長期的な循環の一局面にすぎなかったのではないか。

(引用終わり)
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_176788
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp