日本人の起源(縄文・弥生・大和)
176472 日本神話とケルト神話からの考察に依る縄文文明の起源
 
匿名希望 08/05/15 AM08 【印刷用へ
デジタル出版の朝比奈 宏幸著「嗚呼!縄文文明・黙示録 上巻」からの抜粋:
世界最古の文明と考えられた縄文神話からその話の内容を引き継いだと考えられた、記・紀の内容を吟味すると、アイヌ神話と内容的に同じ物語が多々存在していた。確かにその中で列挙されていた神々の名前には、大和朝廷に関係した氏族の祖先や神々が沢山入っていたが、その本来の話の内容には縄文神話から引き継いだ要素が強く残っていたのだ。それはアイヌ神話との内容を比べると一方から他方へ影響を与えていると思われる要素が少なくて、基は一つだった物語が長い歳月の間に、それぞれの伝承した内が独自に変節していったと考えられる内容だった。
  更にその内容を比較検討するとアイルランドで独自の文明を育んでいたケルト民族が伝承していた神話と驚く程、内容が似通った物語が散見されていて、しかも不思議な事にその内容の変節部分がアイヌ神話程の変化が現れておらず、その事から相当選ばれた語り部集団によって代々受け伝えられていたと考えられるのだ。特に類似性が在ると思われる話に、1.浦島太郎の話とケルト神話の「フェヴァルの息子ブランの航海」2.イザナキ命が黄泉の国からの脱出時に対処した3種の物を投げて黄泉の国の兵隊を防いだ呪術的逃走神話とケルト神話の「なにもなんにもなし」の中の投げる物が殆ど同じ物だった事、3.大国主命がスサノヲ命の元から逃走する話の内容がケルト神話の「ジャックと豆の木」と似ている。4.日本の妖怪にカッパがいたが、其れは北欧の川の神と同じ発想から生まれた物と思われる。5.その他の話でも一部似ている物語が多々存在している。以上の事から縄文人が伝承した物語が北欧やアイルランド地方の物語に多くの類似点があり、縄文人がその辺りから日本列島にやって来たと思われたのだ。
  しかしケルト人自体はギリシャやローマ帝国と国境を接しており、更に最後にはヨーロッパ全域でローマ帝国の支配下に入り、積極的に自らローマ人化して行き、その独自なケルト文化や宗教、神話等を失った事が知られていたが、その彼等の文化がギリシャやローマ帝国に与えた要素は全く記録されていなかった。其れでは、ギリシャ神話と日本神話の類似性の様に中間伝承者がいて、日本列島にその神話が伝わったと従来の考古学者が云っていたが、ケルト神話の場合にはどの様に考えれば良いのだろうか。その事から考えても、その神話自体が従来から云われていた様に、アイルランドにいた先住民族の神話をケルト人が受け継いだと云われていたが、その先住民族とは、すなわちギリシャ人達が尊敬して多くの書物に書かれていた、極北人と呼ばれていたヒューペルボレイオイではないかと思われたのだ。
 そして其のアイルランドの神話が殆ど他の地域に伝承された記録が無く、更にその伝わり方を考えると、ケルト民族の存在よりも相当に古い時代の話と思われ、其れは日本列島に最初の土器や鏃が現れた頃に日本列島にやってきた民族で海洋民族ではないかと思われた。其れは丁度マンモス象がシベリア辺りを徘徊していた1万2千年以上前の事と思われ、その頃には北極海も現在の様な凍結した海域では無くて通行出来た開かれた海だったと考えられた。しかしその後に気候の急変が起きて、マンモス象達が食料を食べながら凍死した様に急に北極海の凍結が起きて帰れなくなり、更に祖国にいた人々が生活していた地域でも急激に寒冷化した為に、その殆どの人々が逃げる事が出来ずに死滅したと思われた。そして生き残った人々はもうそのエリアの有力な氏族にはなり得ず、その後にその生活エリアにやって来たケルト民族に吸収されていったのではないか。
 その為にそれが縄文人の形質や遺伝的要素を持った民族が日本列島の周りだけで無く、世界を探しても全く存在しなかった理由と考えられた。そしてその極北人の特徴としてギリシャ人が語った事では、金や宝石を見付ける事がうまくて、占いや星の運行を読む方法に熟知していたとされて其れは丁度中国で発達した事象と似ているのだが、其れは縄文人達が日本列島に長く文明を育成している間に、その勢力が中国にも及ぶ様に成って縄文人達の知識や技術が中国に教えられて、其れを安定した国家を形成できた中国で発展したと思えるのだ。
 
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