温度計が発明されて以来、世界中で気温の変化を調べることができるようになりました。しかし、それ以前の気温変化はどのように調べているのでしょうか?
いくつかある測定方法のうち、「年輪測定法」について調べました。
樹木には1年を単位とする年輪が形成されるが、この年輪幅はとりわけ気温、降水量、日照時間などの気象条件によって左右されるので、同年代に同じような気象の下で生育した樹木であれば、その変動パターンはほぼ同じものになる、という基本的特性があります。
この特性を応用して、その時代に生きた樹木の気候環境を測定する方法が、年輪測定法です。
しかし、年輪の成長の要因には様々な要因があります。その中の因子から『気温変化』の因子を取り出さなくてはなりません。
例を挙げると、「樹齢」や「遺伝形質」による内的因子と、『気候』、「大気汚染」、「病虫害」、「植物社会学」、「立地、土壌」、「人為的要因」等の外的要因があり、ここに挙げられたものの他にも沢山要因は存在します。
ちなみに、日をあびた側のほうが。よく育つと一般的にいわれるが、山などの斜面に生えた木の場合、谷側に傾かないように、谷側がよく育つこともあります。
したがって、様々な要因を取り除き、『気候』の因子だけを取り出すには、単純に考えても「森」ではダメで、一定の種による「林」であり、なおかつ、人為的な影響が及んでいない場所であること。またその標本を大量に採取できる場所のものでないと正確に『気候』の因子をとり出すことはできません。
さらに、『気候』のうち、『気温変化』の因子を取り出すにもまた一苦労があります。それは降雨量や湿度変化も年輪成長の因子になるからです。兎にも角にも、年輪を用いて「気温の変化」を測定するにはそれ以外の因子が多すぎるのです。
そもそもこういった条件がそろう調査場所が、今の地球上にどれだけあるでしょうか?かなり限られてくるはずです。
調べてみて分かりましたが、年輪測定法はスパンの短い温度変化を正確に測定できるといわれていますが、それさえも疑問に思います。(決して学者たちを批判しているわけではありません)
それに加え、過去の『地球全体』の気温変化を調べるのに、限られた地域の温度変化だけを用いてもなんの根拠にもならないのではないでしょうか。
参考
リンク(自然科学的調査 年輪年代測定)
リンク(年輪から過去の環境を探る。 ) |
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