共認運動をどう実現してゆくか?
175327 「途上国で貧困や飢餓が無くならないのはなんで?」【露店お題】
 
tanvool HP ( 岡山 会社員 ) 08/04/27 PM09 【印刷用へ
今日の露店で、就活浪人生に対して「途上国で貧困や飢餓が無くならないのはなんで?」を話しました。

参考までに、板書と展開の骨子を以下に載せておきます。

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★「途上国で飢餓と貧困が無くならないのはなんで?」

「(先進国はこんなに豊かなのに)途上国で飢餓と貧困が無くならないのはなんで?」

答えを一言で言うと、「先進国が徹底的に途上国から収奪しているから」

「でも、先進国はODAとかやって途上国を援助してるやん」…そう思うかもしれません。

でも、この「開発援助」そのものが途上国の地域社会や自然や農業を破壊していて、そのせいで途上国の人々はますます貧困になっていっているというのが事実なのです。

そのカラクリ(構造)の話をしたいと思います。

さて、途上国への援助に関して一般に言われていて誤解されている事を挙げてみます。

板書:「貧困と飢餓に関する4つのウソ(誤解)」

ウソ@
 先進国は途上国へ開発援助にかかるお金を寄付している。
 (実は、途上国の政府に借金をさせている。しっかり金利を取る)

ウソA
 開発援助によって途上国は豊かになり格差は縮まった。
 (途上国は借金まみれになり、ますます格差は拡大している。
  庶民はより貧困になっていっている。
  資金は環流して自国やグローバル企業の懐に入っている)

ウソB
 '60年代に大ムーブメントになった「緑の革命」によって、途上国の食糧事情は改善された。
 (一時的には増産に結びついたが、少数の例外を除き大失敗。ほとんどの途上国の一般民衆は飢餓に見舞われた。この事実は、ほとんどの学校・大学で教えられていない)
  リンク

ウソC
 世銀・IMFは途上国を救うために融資を行っている機関である。
 (実際は、途上国政府を借金漬けにしてコントロールし、途上国の自然や資源、労働力をグローバル企業に供するために存在している。世銀総裁には国際金融機関の要人が就任。原資は先進国から貢がせる血税である。)

 参考:169968リンクリンクリンクリンク

※ここまでの話で、こんな目に遭った途上国の人々はどう感じているだろうか?その人たちの気持ちに同化してほしい。

この画像を見せながら→リンク

 (土地・生活手段を奪われ、最低賃金の労働者としてこき使われる。主食にならない趣向作物ばかりを作らされ、食料は高い金で先進国から買わされる。欧米の傀儡である財閥や富豪、大地主だけがますます豊かになって、一方自分たちはますます貧困や飢餓に苛まれていく。中南米が反米化している理由、グローバリズムへのレジスタンス[欧米には「テロリスト」と呼ばれているが…]が生み出され続けている理由はまさにここにある)

しかし、日本人のほとんどはこの事実を知らない。ことごとくウソ・誤解がまかり通っている。それはなぜなのか?

→マスコミが事実を報道しないから。

では、なぜマスコミは事実を報道しないのか?

→ODAで甘い汁を吸っているのは、マスコミのスポンサーになっているような企業群だから。我々は、偏向したメディアから日々情報を受け取って、完全に洗脳されているのである。

→マスコミに代わる共認形成の場を作らないと、事実を知ることもできないし、洗脳から脱することもできない。我々ふつうの人たちの手で、事実を追求し、マスコミに代わる共認形成の場を作っていくことが必要である。

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改良点、「ここがアカン」、ご意見などなどありましたらぜひお願いします。
 
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