私権原理から共認原理への大転換
174448 「規範」=みんなの「期待」の集まり
 
村人 ( 北海道 ) 08/04/19 AM06 【印刷用へ
 去年の話になりますが、小学生の子どもを集めて、みんなで田植えをしました。10人くらいの班を6つ作り、班ごとに作業を進めていきました。 

 作業を始める前に、“みんなで協力して田植えをやり遂げよう!自分勝手な行動は厳禁!!”という「規範」を作った。その場はみんな納得し作業に入りました。

 しかし、実際作業を始めていくと一人でどんどん進んでいってしまう子や作業を途中でやめてしまう子がでてきたりと、なかなか班がまとまりません。
>「こうしてはいけない、こうしなければならない」という否定的な縛りは、規範ではない。
まさに、ここでの規範とは否定的な縛りそのものだった。

 一旦作業を止め“どうやったらもっと早く、楽しくみんなが作業できるのか?”を話しあった。

 そして子どもたちから出てきた答えは、「みんな声をだしてリズムを作る」「遅れている子がいたら、作業のできる子を隣にして、フォローさせる」という意見がでてきた。みんなで考えた新しい「規範」のできあがり。これをすれば上手くいくという成功イメージがみんなの中にありました。

 そうやって、みんなで考えた「規範」で、驚くほど班がまとまっていきました。

 そして、他の班もうまくいっている班を見て、そうやればいいんだ!とまねる。
 みんなの協力しながら、田植えをやりきるという姿勢が、他のみんなにも伝播して次々とまとまっていく。その場では、一切弱音を吐く子はおらず、みんなのがんばっている姿が自然とみんなの「規範」になっていった。

 ここで作られた「規範」って、みんなにもこうしてほしいってという否定的な縛りはなく、最後まで植えきりたい!というみんなの「期待」が、自然とみんなに伝わり、個々の班のまとまりだけでなく、全体をまとめあげる「規範」になったのだと思う。

「規範」=みんなの「期待」の集まりだった!!
 
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