市場は環境を守れない、社会を統合できない
173920 市場は統合機関と成り得ない!!
 
竹田翔 ( 20代 大阪 会社員 ) 08/04/11 AM00 【印刷用へ
現在騒がれている環境問題を例に挙げて話を進めよう。

環境破壊の主要原因の一つに車の排出ガスがある。
本当に環境問題を考えるならば「車の廃止」もしくは「車の制限(販売・製造・購買・利用etc.)」などを法律で決めるという方法が有力になると思う。
また、生産工場の排出量にも規制をかけて法律で整備する形をとっても良いものだ。

しかし、現状は違う。

「環境の事」を考えた【車】
「排気ガス半減」した【車】
「エコロジー」な【車】

と、堰を切ったかのように【車】の製作・販売へ乗り出す。

基盤にあるのは「市場拡大」と言う名の欲望であり、環境問題を根本から『どうにかしたい!!』という考えは毛頭ないようにさえ感じる。

開発・製造までに排出される二酸化炭素量は?
そもそもの環境問題の原因は?

何一つ未解決のまま、市場を盛り上げ、拡大を図り環境を破壊するだけ。

市場とは不安を煽り、新たな市場を形成することで拡大しようとする。
今後も「市場拡大」を基盤に置く限りこの連鎖は変わらず、環境問題は解決するどころか悪化の一途を辿る。
そんな集団に統合など出来るはずがないのは明確である。

私権闘争が終焉に向かい共認原理に転換しつつある今、統合には万人の参加が不可欠で、万人が認めた可能性へ皆が向くから統合されるのである。
 
  List
  この記事は 32085 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_173920
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
177004 「説明」から「解明」へ 野村徹 08/05/21 AM05
地方分権化のグローバリズムの歴史 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 08/05/20 AM02
176568 『どうにかしたい!!』という想いが統合軸につながる! 吉川功祐 08/05/16 AM09
176335 正解がある時代から、答えを出していく時代へ yoshimi 08/05/13 PM10
176334 我々はどこに向かって統合していきたいのか? ユーゴ 08/05/13 PM10
174851 統合不全発の追究が「脱市場」を促す 清水昌広 08/04/23 PM09
174527 問題解決に向かうためにも新たな評価指標が必要 渡邊かお里 08/04/19 PM11
174508 疑問に持つこと〜電車でのアナウンスにも疑問を〜 土屋洸太郎 08/04/19 PM09
174139 世界経済の破綻から「脱市場」共認の形成へ 阿部和雄 08/04/14 PM05

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp