環境破壊
173257 アイヌに学ぶ「モノ」に対する認識
 
土屋範明 ( 25 神奈川 会社員 ) 08/03/30 PM02 【印刷用へ
「イランカラプテ」という言葉があります。アイヌ語で「こんにちわ」という意味ですが、直訳すると「あなたの心にそっと触れさせてください」という意味なのだそうです。
出会いの挨拶で共認充足を得ようするあたり、共認動物たる人類の最たる民族といえるのではないでしょうか。

アイヌの人々は、海や川から得られる食物は神からの恵みと考え、クマやキツネとも 共有すべきものとして取り尽くさず他の生物の取り分を残しておくという狩猟採集習慣があったそうです。

彼らの共認原理はモノへの感謝(精霊信仰)にまで至っているようです。彼らは自分たちの手で作ったものでも、用が済んで捨てる場合は、役に立ってくれたお礼を述べて、丁重な儀礼をもって霊魂を神の国に送り返します。それを行わないと、やがてその霊魂は悪霊となって人間の世界でさまざまな悪さをすると考えられているのです。

「要らないモノ=ゴミ」という概念を多くの人が持っている現代の中で、「必要以上に生産・消費」を行わないアイヌの人たちはもはや、「ゴミ」という概念そのものがないのでしょう。

(参考)
「誇り高き民族"アイヌ"」リンク
「古代文明からの教訓」
リンク
 
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