生物の起源と歴史
173152 ウイルスは何から生まれたか?→プラスミド近似説
 
村上祥典 ( 40歳代 島根 電気設計 ) 08/03/28 PM10 【印刷用へ
ウイルスのもとは何か?ウイルスに似たものにプラスミドがある。

そのプラスミドの特徴について、以下「参考:細胞の分子生物学 第3版 Newton Press」より引用。

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ほとんどのウイルスはプラスミドから進化したと思われる。

最大のウイルスでも、その合成反応は宿主細胞に大きく依存している。たとえば、自分でリボソームを作るウイルスやATPを生産されるウイルスは知られていない。したがって、ウイルス出現以前に細胞があったに違いない。たぶん最初のウイルスの前進は、宿主細胞の染色体とは独立に増殖できる能力を獲得した小さな核酸断片だったのだろう。

このように独立して複製できる因子は、プラスミドとよばれ、宿主染色体とは独立して無限に複製できる。プラスミドにはDNA型とRNA型があり、ウイルスと同様に複製起点となる特定の塩基配列をもつ。しかし、ウイルスとは異なりタンパク質外皮を作れないので、それを使って細胞から細胞へ移動することはできない。

最初のウイルスは、RNAプラスミドがカプシドタンパクをコードする遺伝子を獲得した時に出現したのではないだろうか。しかしカプシドは、少量の核酸しか包めないので、その大きさによりウイルスのもてる遺伝子の数が制限される。限られたゲノムを最大限に利用することをしいられた結果、小さなウイルスの中には重なりのある遺伝子を持つように進化するものも出現した。つまり、あるタンパク質を(同じ読み枠あるいは違った読み枠で)コードするのである。一方、カプシドを大きくして、より多くの遺伝子を収納出来るようになったウイルスもいる。

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カプシドタンパクをコードする遺伝子とは何か?
ウイルスがDNAやRNAの切れ端であれば、もとの細胞にウイルスのカプシドをコードする情報が含まれていたはずである。

原核生物は細胞壁を持つ。古細菌や真正細菌が分かれる前の初期原核生物も細胞壁を持っていたと考えられる。古細菌と真正細菌・植物では、この細胞壁の成分は異なる。

進化が塗り重ねであることを考えると、初期原核生物の細胞壁情報がDNA上に残っていても不思議はない。そしてその情報は、次の世代の生物にとっては不要な情報である。特に真核生物・動物の場合、細胞壁そのものの情報も使っていない。

カプシドの情報は、初期原核生物の細胞壁情報に近いのではないか?
そのDNA・RNAの切れ端等が、ウイルスか?
引き続き調査・検証してみる。
 
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