私権原理から共認原理への大転換
172936 否定意識からの脱却こそ共認原理の時代適応への鍵を握る
 
大嶋洋一 ( 45 福井 電気・情報設計 ) 08/03/23 PM09 【印刷用へ
近代思想の基礎を作ったホッブズは「生物一般の生命活動の根元を自己保存の本能とする。人間以外の動物は自己保存の予見ができないから、生命の危険がおびやかされたときだけ自己保存を考える。ところが人間は未来の自己保存について予見できるから、つねに自己保存のために他者より優位に立とうとする。」と言うが、

生物が進化してきたのは外圧適応の為であり、種の保存の為に課題があり闘争がある。また、人類は想像を絶する様な過酷な自然圧力・外敵圧力に直面し、唯一残された共認機能を唯一の武器として生延びる事ができた。我々るいネットがこれまで追究してきた事から見れば、ホッブスが言っている事は事実ではない。

では、近代思想は、何故このような事実を捨象した一面的な構造認識しか生み出せなかったのだろうか?

>数百年に亙って掠奪闘争が繰り返された。そんな生き残りの末裔が、西洋人である。それ故に、本源共認の基盤を根こそぎ解体して終った西洋人は、本源的な共認収束力≒集団収束力が極めて貧弱で、自我収束が極めて強い。実現論2_2_03

相手を肯定できない、さらに、現実をありのままに捉えられないのは、長い戦争の歴史により人々に深く刻み込まれた不可能視が根本にあることが分かる。


日本人は西洋人よりも本源性が高く、序列から共認原理への転換は容易であると想像できる。
日本人は私権による支配観念が刻み込まれた時代は短いのだから、脱却するのは容易なはずである。従って、旧い否定意識は捨て、事実をありのままに捉えること、つまり、これまでの自分の頭の中で考えてきた一面的な解釈ではなく、人類史・生物史まで遡った事実認識に導かれた構造認識を勉強・獲得することが共認原理の時代に適応できる唯一の道筋なんだと思った。
 
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8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
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