実現論を塗り重ねてゆく
172702 「笑い」と「涙」の解脱効果の比較
 
center_axis 08/03/19 PM01 【印刷用へ
24982 新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積 四方勢至
>注:私権不全=共認不全からの解脱は、貧困苦の時代は涙と笑いだったが、貧困の消滅した’70年代以降は笑いだけに収束した。

 なぜ、貧困苦の時代では涙と笑いで、貧困消滅以降は笑いのみなのか。少し、気になったので調べてみました。
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■ 涙で爽快、笑いで元気に
・号泣は激しい情動行動で一見リラックスとは正反対に思われますが、その直後にはスッキリとした爽快感が得られます。これに対し、笑いには活力の増加効果があるようです。
・号泣は、覚醒状態にありながら、積極的に副交感神経優位の状態を発現させてストレスを緩和する効果があるようです。ストレス状態は、視床下部・下垂体・副腎皮質軸および交感神経アドレナリン系の亢進に特徴ずけられます。激しい涙と泣きは、これらの制御系を積極的に逆転させ、極端な副交感神経系の興奮状態にシフトさせる作用があります。すなわち、自律神経のバランスを一時的に副交感神経優位の状態にして、ストレス状態にある脳をリセットさせる効果があると推測されます。この現象の起点となる脳構造は、前頭前野の共感脳と考えられています。
・一方笑いの場合では、泣きの場合と比較して血流増加は少なく、かつ短時間でした。笑いは泣きに比べて、突発性に出現してすぐに治まる特徴があります。心理テストでは、混乱の減少よりも活力の増加が明確に認められたとのことです。

「虎ノ門鍼療院ノート」(リンク)より引用
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 どうも、涙には副交感神経を刺激してストレス状態(交感神経優位な状態)から、急激に副交感神経優位へと転換するという、ストレス解消効果が見られるようです。笑いにも同様の効果はあるが、効果は弱く短時間という特徴がある。

 また、涙の起点は「共感脳」であるということも注目されます。涙を流すことは「共感脳」領域を強く刺激し活動を活発にする。つまりは、共認回路の活性化を図ることができるのではないでしょうか。

 つまり、ストレス状態(外圧)の大小と解脱効果の大小も連動しており、「解脱効果=笑い<涙」という関係がありそうです。より強い外圧が働いていた私権時代全般で笑いだけでは不全は解消できず、涙も必要とされていた。貧困消滅以降、急激に私権外圧が低下していく中で徐々に笑い中心(それくらいの解脱でも十分となる)となる。

 そして、昨今、また涙を誘う作品が増えだしてきているのは、笑いだけでは解脱しきれない(収束)不全をより効果の高い「涙」によって解消しようとする潜在的な現われなのではないでしょうか。

 しかし、所詮、それは生存や共認不全を解脱する効果しかなく、根本解決にはいたらない(ちなみに、おそらく収束不全状態とは交感神経優位のみではない)。

 だからこそ、収束不全=観念不全の現在においては、新しい認識(答え)が求められるのだといえます。
 
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172837 共認充足は架空の世界から現実世界へ 小林雅志 08/03/22 PM00

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