実現論を塗り重ねてゆく
172224 「目先の充足では答えになっていない!」
 
安藤太地 ( 28 埼玉 会社員 ) 08/03/10 PM10 【印刷用へ
最近就職活動中の学生と接する機会が多いのだが、彼らの口から「社会貢献」という言葉をよく耳にする。
企業選びの基準が壮大だと思う。
一昔前だったら、「自分のやりたい事ができるから」「働いている人がとても雰囲気がよいから」というのが判断軸だったり、もう少し上の世代だったら「儲かりそうだから」「カッコよさそうだから」という私権獲得を目論んで選択していたかもしれない。
しかし、現在の学生は「どれだけ社会に貢献できそうか」が判断基準となっているし、「その実現基盤をどれだけ企業が持っているか」を注意深く探しているように感じる。

したがって目先の「社員同士仲良く仕事しています♪」では響かない。

彼らの目がイキイキと輝いてくるのは、社会に対する企業の捉え方だったり、「エコ」とか「環境に優しい」とかのゴマカシではない可能性のある答えを感じ取った時である。


実際「社会貢献」という言葉は、身近な仲間との充足に端を発して出てくるような言葉ではないと思う(全てとは言わないが)。

「日々のやり取りで周りが笑顔になってくれたので、社会に出てもっと大きな社会貢献をしたいです。」
はなんとなく繋がっていない。むしろ、
「目の前の仲間との充足では物足りない。社会を見渡すともっとやるべき事がいっぱいあるので、自分も何か役に立ちたい(・・・けど何が出来るのか分からない)」
という意識があるように思う。

>そして’00年頃、私権統合の崩壊が決定的となり、閉塞感が強まって、遂に私権観念が瓦解した。私権観念の防波堤が破れたことによって、一気に社会不全が大きくなり、私権の衰弱も相まって潜在思念の源泉部が私権不全から社会不全へと大転換した(24981)。

若者の潜在思念は既に社会不全へと大転換している。
したがって、それを顕在化し、固定化(=判断軸)するためには、目先の充足を示す言葉ではダメで、社会不全を解決する答えが必要になってくる。

「目先の充足では答えになっていない!」ということを僕らは身をもって認識し、彼らが求める深い充足に答えを示せる大人になる必要がある。
 
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