アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
172151 EU設立とロックフェラー
 
南風小僧☆ ( 天然おやじ 島国 ) 08/03/09 PM05 【印刷用へ
EU設立は、アメリカ・ロックフェラー系が長い時間をかけて誘導してきた。
欧州連合とロックフェラーリンク より
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欧州連合は、ヨーロッパをアメリカに対抗できる一つの強国にするためにヨーロッパ人によって設立されたと一般に考えられている。
しかし、欧州連合の成立課程を見ると、それがアメリカの創作であることは明らかである。

1913年、ジョン・D・ロックフェラー・ジュニアは、ニューヨーク市の小役人であったレイモンド・フォスディックを年俸1万ドル(今日の価値で2200万円くらい)で雇った。

フォスディックは、ベルサイユ平和委員会/国際連盟のアメリカ事務次官となり、欧州経済共同体の設立の陰の立役者であるフランス事務次官のジョーン・モネといっしょに働いた。1919年にフォスディックは、彼の妻に当てた手紙の中で「私とモネは『世界政府の枠組み』の土台を作るために働いている」と述べた。
(中略)
ジョーン・モネが、アメリカの支配者層のバックアップのもとで活動したことは資料から明らかだ。(Francois Duchene, Jean Monnet: The First Statesman of Interdependence (New York: Norton, 1994), p. 63; Richard J. Barnet, The Alliance: America-Europe-Japan, Makers of the Postwar World (New York: Simon & Schuster, 1983), ch. 3.)

モネが取った戦略は、計画者の長期的政治目標を大衆の目から隠すことである。その目標とは、「構成員国家に対して主権をふるうヨーロッパの統一政府の樹立」である。
彼は、西欧諸国政府に対して「自由貿易組織」に加盟するよう説得した。その最初のステップは、1951年のパリ条約に基づく『欧州石炭鉄鋼共同体』の設立であった。

次のステップは、1957年のローマ条約に基づく『欧州経済共同体』であった。段階を踏んで徐々に、この組織は取締機関を増やし、「競技場の地ならし」をしていった。
(中略)
自由貿易を装って支持者を集め、地域経済連合を作り、徐々にその中央組織に司法権を与える。この計画は、ジョン・D・ロックフェラー・ジュニアの息子デイビッドが1973年に設立した三極委員会によって組織的に進められている。
しかし、これは西半球においてはまだ根付いていない。NAFTA(北米自由貿易協定)の中央組織が持つ権限は限定的であり、主権を持つまでには至っていない。

欧州連合(EU)にはかなり大きな権限が与えられている。最終的な主権が欧州憲法によって与えられるはずだったが、フランス、つづいてオランダの国民投票で批准が否決されたため、事実上失敗した。
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(引用以上)

EUは、政治統合には一度失敗したが、次の段階に向けて着々と統合を進めている。
>19日未明、EU欧州連合加盟国は、リスボンで開催した首脳会議で、挫折したEU憲法条約に代わる新しい基本条約を採択した。
>主な内容は次のとおり。
  ・大統領職の創設
  ・外交政策の共通化
  ・政策決定の効率化
リンク より引用)

EUは、ロックフェラー系が誘導して枠組みを作った。ロックフェラーは、幾つかの地域連合体(投資先)の一つとして、かつロスチャイルドの封じ込めも兼ねてEUを誘導した。EUは、現在アメリカに準じる極の一つとして成長した。
※地域的にロスチャイルドが強いとみなしがちだが、ロックフェラーが深く関与しているとみるべきだろう。

※EUの詳しい歩みについては、リンク
 
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