素人による創造
171976 言葉の引力が復活する兆し?
 
こうた 08/03/06 AM01 【印刷用へ
>他方、外向欠乏(社会探索)が、分かり難い構造認識よりも、先ずは具象的で分かり易い人に向かうのは、当然で、これは正常である。そしてそこでも、その人の言葉ではなく、行間にある潜在思念(その人が何を感じ、何をしているか、あるいは熱意や自信や感性、一言で云えば“輝き”)に注目している。(「新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代」25431)

社会的なパラダイム転換が「外圧変化⇒人々の潜在思念の変化⇒それらを言葉化した観念の変化⇒それらを固定化した制度の変化・・・」といった順序で成されるという意味で、「自分だけ」「お金だけ」といった私権観念が無効化し、諸制度がガタガタになった途端に、まずは皆の潜在思念(時代の空気のようなもの)の探索に向かうのは当然だと思う。
但し、残存する私権観念に邪魔され心底に警戒心を孕んでいるため、身近な人間関係では共認充足を得ることが出来ず、それを避けて携帯やネットやサークルにてより広く浅く、質よりも量(人数)を重視しつつ新たな人間関係を求めたのが、上記投稿が書かれた頃の状況ではないだろうかと思う。

ところが、その頃凄まじいエネルギーを持っていたチャットも、メール(アドレスのゲット)も、プリクラも、「2ちゃんねる」も、NPOなどの集いも、今は見る影もなく衰退しつつある。
代って、若者達の間では、「空気が読めない」ことを異常に気にし、外に出ずに皆で自宅で飲む「宅飲み」が流行り、あるいはメールに代って手紙や交換日記(男同士、女同士も)が復活しつつある。

これは、心底の警戒心を生み出していた私権観念がいよいよ消滅しかかっていることを背景に、中身の無いただの人収束(外向収束)では何の答えにもならないことがいよいよ明らかになった結果、今まで敬遠していた身近な人間関係を対象化し、中身のある(=充足できる)関係を求め始めているということではないだろうか?(例えば、テレビをつけずにマジ話)
また、ブログなどを中心にした事実探索、答え探索の盛り上がりを見るに、もはや潜在思念レベルでの共感の段階は終わり、一段階進めてより確かな意味=構造認識の探索へと意識が切り替わりつつある気配を感じることもできる。

>新しい認識こそが、従来の親和や解脱に代って人と人とを繋ぐ真の紐帯となる。
>今求められているのは、解脱仲間から認識仲間への転換である。(「新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転」25433)

言葉を捨象した希薄な人つながり・人収束を経て、新たな言葉(=構造認識)を紐帯とした、確かで新らしい人間関係・・・つまり、答え追求の協働者である「認識仲間」を構築していける土台が、ようやくできてきたのではないかと感じる。
 
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
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