共認運動をどう実現してゆくか?
171789 新たな社会統合機構構築の機は熟している
 
星埜洋 ( 48 東京 企画 ) 08/03/02 AM10 【印刷用へ
>それは、自分たちでゼロから着実に新しい『場』を構築してゆく運動であり、従来の国家や市場に要求するだけの「社会」運動とは全く位相を異にしている。旧体制(国家と市場)自身が行き詰まって終った今、国家や市場に要求しても事態を悪化させるだけであり、その様な欺瞞的な社会運動は早晩旧体制と運命を共にすることになるだろう。32085

最近は、社会運動が低調のよう見える。労働運動、消費者運動、女性運動・・・あまり見かけなくなってきた。
これらの運動の主要な中味は「要求」であり、「権利」の主張である。これらの運動は、現状の体制を批判しつつも結局その主眼は現状体制の転覆ではなく、分け前の要求であった。そして、それが彼らの活力源でもあり、国や地方政治への圧力源であった。

現在は、分配を差配する胴元(国家)が、つぶれそうである。だから、分け前を要求する運動はリアリティがない。むしろ、国家の行く末に危機感を持っている人から見ると、要求運動は、あまりにも不毛で空しい運動に見える。まさしく欺瞞的である。

それに変わって、今は、国家に対する圧力源は、マスコミが第1であろう。しかし、インターネットも無視できない。マスコミもインターネットの書き込みを注視している。2CHなどの書き込みをネタにマスコミが世論に火をつけることもしばしばある。これは、インターネットというあたらしい市民の世論をマスコミも認めざるを得なくなってきた証左である。

ところが、それらのネタをマスメディアに流布するだけでは、社会は統合できない。

まじめに考えている人、事実を認識できる人ほど、現在の社会運動には懐疑的であり、マスコミ不信である。多くの人が「答えがない」というジレンマに陥っているのではないか?

「新しい場」を創っていく土壌はもはや十分にある。あとは既存の体制に見切りをつけて新たな「場」に収束すれば、新らしい社会統合機構への道筋が見えてきそうだ。
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
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5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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