マスコミに支配される社会
170782 戦後の政治家暴言(1)
 
復讐の叫び 08/02/13 AM03 【印刷用へ
政治家の暴言は、その時代に対応した言葉であると思います。幾ら暴言を言うおうが、失脚もせず、政治活動を行えていた時代から、マスコミによって吊るし上げられ失脚していく政治家と時代の流れも大きく変遷してきたことが、改めに政治家の暴言から読み取れます。

それらを紹介している『戦後政治家暴言録(著者:保阪正康)』P226 本文中に登場する昭和・平成の主要発言年譜より抜粋引用します。

近衛文麿内閣
 1938 佐藤賢了陸軍省軍務課国内班長
     黙れ事件 

米内光政内閣
 1940 斎藤隆夫民政党議員
     「(聖戦の美名に隠れて)国家百年の大計を誤るようなことが
     ありましたならば、現在の政治家は死してもその罪を滅ぼすこ
     とは出来ない」

近衛文麿内閣
 1941 桐生悠々
     「小生は寧ろ喜んでこの超畜生道に堕落しつつある地球の表面
     より消え失せることを歓迎致居候」

東條英機内閣
 1941 東條英機総理大臣
     「平和回復、それが戦争の終わりである」「戦争でないとき、
     平和になったとき」

東久邇宮稔彦王内閣
 1945 東久邇宮稔彦王総理大臣
     「全国民総懺悔をすることが、わが国再建の第一歩」
    小畑敏四郎国務大臣
     「終戦の事実をあまりに明らかにすることは、国民の士気の上
     に、また復員軍人を刺激するなど悪影響がある」
    下村定陸軍大臣
     「(敗戦ではなく)終戦と称してほしい」

吉田茂内閣
 1947 吉田茂総理大臣
     「不逞の輩がわが国民中に多数あるとは信じない」
 1950 池田勇人大蔵大臣
     「中小企業が倒産してもやむを得ない」「五人や十人自殺して
     も国民全体の数からみれば大したことはない」
    吉田茂総理大臣
     「全面講和論は曲学阿世の徒の空論にすぎない」
    天野貞佑文部大臣
     「君が代の斉唱に続いて、教育勅語に代わるべきものがあった
     ほうがよいと思う」
    池田勇人大蔵大臣
     「所得の少ない人は麦を食う、所得の多い人は米を食うといっ
     た経済の原則に沿った方向が望ましい」
 1952 吉田茂総理大臣
     「自衛のための戦力は憲法違反にはあたらない」
    池田勇人通商産業大臣
     「ヤミ屋が倒産し、自殺したとしてもそれはやむを得ない」
 1953 吉田茂総理大臣
     不規則発言「バカヤロー」
    有田二郎自由党議員
     「パン助だまれ」

鳩山一郎内閣
 1956 鳩山一郎総理大臣
     「どうしてもその飛行基地を粉砕しなければ、わが国の防衛が
     できないという場合には、その基地を侵略してもよい。侵略と
     いうのは攻撃してもよいという意味だ」
    清瀬一郎文部大臣
     「男女共学は弊害がある。改めて考慮すべきときにきている」

岸信介内閣
 1960 岸信介総理大臣
     「私は、”声なき声”にも耳を傾けなければならぬと思う。い
     まのは、”声ある声”だけだ」
     「デモもいわゆるデモではなく、参加者も限られたものだ。都
     内の野球場や映画館などは満員でデモの数より多く、銀座通り
     も平常と変りはない」

佐藤栄作内閣
 1968 倉石忠雄農林大臣
     「こんな馬鹿馬鹿しい憲法をもっている日本は妾みたいなもん
     だ」
 1972 佐藤栄作総理大臣
     「私はテレビと話をしたいんだ。国民と直接話したいんだ。新
     聞記者諸君とは話さないことにする。帰ってください。」「テ
     レビは真実を伝えてくれる。私の心境もそのまま伝えて下さ 
     る」


以上引用終わり。(2)に続く
 
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