収束不全:やりたいことが見つからない
170664 新しい言葉(=実現論)が求められる理由
 
こうた 08/02/10 PM07 【印刷用へ
「新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)」24981より、この時代の意識潮流を簡単にまとめると・・・

バブル崩壊で、「お金だけ」「自分だけ」の私権“観念”の土台がグラグラに・・・

この背後で進行する本源収束の潮流の元、皆、「明るく」「前向きに」「皆仲良く」などの表層的な規範“観念”に収束。

’00年頃には、私権統合の崩壊が誰の目にも明らかに・・・閉塞感が強まって、遂に私権観念が瓦解。

その結果社会不全が増大し、「等身大の幸せ」「分かり易い言葉」「身近な運動」などの誤魔化しの“言葉”に収束。

・・・と、’90〜’00年、統合不全の増大⇒外向収束+本源収束の顕在化の時代は、私権観念に代る新たな“観念”“言葉”探しの時代とも言えると思う。
これは、集団を超越した“社会”空間に身を置く人類にとって、統合不全とは本能不全や共認不全を超えた「観念不全」であり、この不全状況を脱して(個々人の意識や社会の)統合を実現するには、既に転換した潜在思念を形にした新たな“観念”(事実観念、構造観念)が必要であることを意味している。
(“社会”は観念によってしか捉えられないし、社会を統合する評価共認は観念の共認によって成されるし、観念を固定化したものが法や制度。)

よって、この統合不全=観念不全は、答え欠乏=認識欠乏を増大させ、“新しい言葉”(=実現論)を紡ぎだすことによってはじめて解消されるのだと思う。

>30年来の思想不信によって、古代以来連綿と精練されてきた言葉群が、全てダメになり、捨象されて終った。新しい言葉=実現論も荒削りで未だ普遍性を獲得していない。
(「新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代」25431
 
  List
  この記事は 24981 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_170664
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp