法曹・官憲・役人こそ、社会閉塞の黒幕
169482 アメリカが日本に米国債を買わせる仕組み 〜為替介入編〜
 
スズムシ ( 経済勉強中 ) 08/01/22 PM05 【印刷用へ
日本が米国債を買い支える仕組みを紹介したいと思います。

国の借金800兆のうち約100兆は政府短期証券といわれています。
この政府短期証券とは3ヶ月で返す短期債務なのですが、これを使って米国債を買い支えているんです。
(参考:政府短期証券についてはここを見てください→リンク


1.アメリカの中央銀行FRBは、ドルを発行した分だけアメリカ政府か
  ら利子を受け取れるので、たくさんドルを発行したい。
   ↓
2.ドルが余ると円を買って日本に投機
   ↓
3.円高ドル安になる
   ↓
4.急激な円高は、輸出系企業にダメージを与えるため、円売りドル買い
  が必要
   ↓
5.【為替介入】
  日本政府は政府短期証券で円を     ―→ 為替相場が安定
  大量に集めてドルを買う   
   ↓
6.手元に残った大量のドルは円に替えれてしまうと為替介入した意味が
  なくなってしまうので、ドルのまま使う必要がある。
   ↓
7.手元のドルで米国債を買う
   ↓
8.米国債の利子はドルで受け取るため   ―→ 6へ
  ドルだけが手元に増えていく
  同時に、政府短期証券を円で返す必要
  があるため国債を発行して補填する。



というフローで、結果的にアメリカが円を買うと、日本は国債を発行して米国債を買い続けドルを持っていてくれるいいカモになっているということです。もっと簡単にいうと、外資が参入すればするほど、日本政府は米国債をたくさん買わなければならないということです。

因みに、2007年にアメリカがタイ・バーツを大量投機したとき、タイ政府は外資流入を遮断することで、このフローに流れ込むのを防ぎました。日本もこの政策を取れば米国債を買い支える必要もなくなるはずです。
 
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